【動画】見えない傷を癒す 南スーダン 紛争後を生きる人びとの心のケア

この紛争で多くの人が命を落としました。何の罪もない人びとが、殺されたのです── 国境なき医師団(MSF)のヘルスプロモーター、マーク・モーゼス・タジャパイトは、そう語る。 2021年、南スーダンのタンブラで武装勢力間の衝突が発生。町は破壊し尽くされ、8万人が避難を余儀なくされた。紛争を生き延びた人びとは、家族を亡くした悲しみ、すさまじい暴力の体験や目撃、将来の不安などにより、心に深い傷を負っている。 MSFは地域で心のケアの活動を開始。ブレスレット作りや絵を描くこと、歌やダンスを通し、ストレスや悲しみを和らげる方法を提供し、人びとが元の暮らしに戻れるよう支援を行った。

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