トゥヘル監督の解任で「利益を得そうなチェルシーの5名」

先日トーマス・トゥヘル監督を解任し、ブライトンからグレアム・ポッター新指揮官を招聘したチェルシー。

今回は『Sportskeeda』から「チェルシーの監督交代から利益を得そうな5名の選手たち」をご紹介する。

5位:アルマンド・ブロヤ

アルマンド・ブロヤは先週チェルシーと6年契約を結んだ。パワフルでアグレッシブなストライカーで、今後長期的な戦力として活躍が見込まれている。伝えられているところによれば、トゥヘル監督は彼を気に入っていたそうだが、起用するつもりはあまりなかったようだ。

ピエール=エメリク・オーバメヤングが獲得されるまで本格的なストライカーが不在だったにもかかわらず、彼はまだ4回の途中出場のみだ。グレアム・ポッターはこのような選手を成長させることに長けた監督であり、このシーズンで大ブレイクを果たす可能性もあるだろう。

4位:ハキム・ジヤシュ

トーマス・トゥヘル監督の下で苦戦した選手の一人がハキム・ジヤシュだろう。このモロッコ代表のスター選手は、この夏にアヤックスへの復帰が近づくほどの状況だったが、プレミアリーグで活躍できる能力があることは証明されている。

グレアム・ポッター監督は巧妙な技術を持つ選手を称賛するタイプだ。チームの状況が白紙の状態になったことを考えれば、ジヤシュにとっては大きなチャンスであり、ポジション争いに勝てる可能性はかなり高いといえよう。しかもワールドカップに向けてモチベーションも上がっているはずだ。

3位:クリスティアン・プリシッチ

2019年にボルシア・ドルトムントからチェルシーに加入したプリシッチ。ドイツでは目覚ましい活躍をしていたアメリカ代表のヤングスターであるが、イングランドでは絶え間ない怪我と一貫性の欠如が見られ、徐々にチームの周辺に追いやられてしまった。

しかも彼自身もチェルシーに不満をつのらせているという報道もあり、退団を熱望していたとも。グレアム・ポッター監督がチームの状況を変えた場合、プリシッチに新たな生命を吹き込む可能性はある。新体制の下で成功できる資質は間違いなく持っている。

2位:コナー・ギャラガー

コナー・ギャラガーがトゥヘル監督の下で成功したかどうかといえば、微妙なところだ。まだ若い選手なので2試合に先発したことは重要なことだが、自信につながるようなプレーを見せていたわけではない。リーズ戦では0-3の敗北を経験し、レスター戦では退場した。

ただ、トゥヘル監督の下では守備的MFとして起用されており、本来の「8番」ではなかった。ポッター監督がより攻撃的なプレーを求めてくれれば、彼から最高のものを引き出すことも可能だろう。

1位:マルク・ククレジャ

彼にとっては間違いなく利益になるはずだ。チェルシーは今夏、ブライトンからククレジャを獲得するために6200万ポンドを投じた。そして、ククレジャの良さを最も知っている指揮官の一人であるグレアム・ポッターもやってきた。

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もちろんポッター監督もククレジャのことを大いに称賛しており、自らのサッカーを実現するための大きなピースになると考えているはずだ。新しいクラブに慣れるための時間もかなり短くできるだろう。

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