三菱地所レジなど、「戸越公園タワー」を販売―駅1分、23階・241戸の複合再開発

(提供 日刊不動産経済通信)三菱地所レジデンス、大成建設、東急、首都圏不燃建築公社、大成有楽不動産の5社は9日、東京・品川区の複合再開発タワーマンション「ザ・パークハウス 戸越公園タワー」(総戸数241戸)の販売を開始した。第1期販売は65戸が対象で、販売価格帯は4480万円から2億4800万円(専有面積30・60~120・45㎡)で、引き合いの多い3LDKは9740万円から。

場所は東急大井町線・戸越公園駅南口から徒歩1分。建物の規模は地上23階地下1階建て。「戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業」として進められてきたプロジェクトで、駅前のランドマークを目指している。地上1、2階には商業施設が入る。住戸では、乃村工藝社が監修し、マルチファンクションエリアなどを配置する「EDIT STYLE PLAN」という有償メニュープランを用意。居室間に設けるマルチファンクションエリアは書斎にしたり、一人で集中したりする空間として活用する。

構造面では大成建設独自の制振構法を採用。長周期・長時間の揺れにも対応できるだけでなく、外周の構造部材を小さくできるため、住戸プランニングの自由度も高めた。さらに同社が開発したエアシャワーとファンフィルターユニットを組み合わせた花粉等浄化装置をエントランスの風除室に設置することで、建物内への花粉の持込みを軽減する。

3月末から今月までの反響は約3800件。品川区など城南エリアが約6割を占め、年齢層としては30歳代後半から40歳代前半が多い。半数が3LDKを希望しているという。

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