「みんなの手話」ナビゲーター・三宅健が「土曜スタジオパーク」で手話についてトーク

NHKでは9月23日の「手話言語の国際デー」に合わせて、9月17日から1週間、手話に関する番組や、聞こえない人も聞こえる人もみんなで楽しめる、ユニバーサルなコンテンツを多数放送する。

「手話言語の国際デー」は、手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう、国連加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高める手段を講じることを促進するため、2017年12月19日に国連総会で決議された。

9月17日のNHK総合「土曜スタジオパーク」(土曜午後1:50)では、NHK Eテレ「みんなの手話」(月曜午後3:30)を特集。「みんなの手話」でナビゲーターを務める三宅健をゲストに迎える。番組ナビゲーターを務めて9年の三宅は、聞こえない人たちの静かでにぎやかな世界やろう文化を伝えている。番組や手話を通して学んだこと、印象に残った回や手話表現など、見どころを聞く。また、この日の放送は特別に「ぴったり字幕」で放送。通常、生放送番組の字幕放送は、話している音声と字幕にタイムラグが発生しているが、音声と字幕を“ぴったり”合わせて視聴できる。

18日放送のNHK総合「どーもNHK」(午前11:20)では、手話放送の番組「NHK手話ニュース845」と「手話で楽しむみんなのテレビ」の制作現場に潜入。ニュース原稿を手話に翻訳する工夫とは? 誰もが楽しめる番組にするための演出などを紹介する。

さらに、20日放送のEテレ「ハートネットTV『響き合うふたつの言葉“手話怪談”制作舞台裏』」(午後8:00)では。今年3月に放送された、俳優・白石加代子と5人のろう者たちが共演した「手話で楽しむみんなのテレビ怪談・奇談編」の舞台裏を伝える。

同局では、手話やろうに関する情報を届けする番組だけでなく、人気番組に手話を付けて放送したり、耳の聞こえないろう者と聞こえる俳優が共演したり、さまざまな企画に挑戦。21日の「手話で楽しむみんなのテレビ 怪談・奇談編」(深夜2:01)をはじめ、21・22日の深夜には、2夜連続で関連番組を一挙放送する。

放送番組の詳しいラインアップは公式サイト(https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=35596)をチェック。また、#手話言語の国際デーのプレーリスト(https://plus.nhk.jp/watch/pl/d8227d52-5a9f-43ff-bf1a-4ed5ebcbf5b3)で、17日午後1:50からはNHKプラスでも配信。放送から1週間、パソコンやスマートフォンでも視聴できる。

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