フィアット、熟成の『500』1.2リッターモデルに装備充実の“ドルチェ”を追加設定

 フィアットのみならず、イタリアを代表する新世代の国民車として2008年の日本上陸以来、熟成に次ぐ熟成を重ねてきたロングセラーモデル『500(チンクエチェント)』に、充実した装備とリーズナブルな価格を実現した限定車『500 1.2 DOLCE(ドルチェ)』が登場。9月17日より発売開始となっている。

 今回の限定車は、1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載する“1.2カルト”をベースに、上位モデルの“ ツインエア・ドルチェヴィータ”相当にアップグレードした内外装や充実した装備を実現するなど、上質感を漂わせた1台に仕上げられた。

 エクステリアは、クロームの輝きをアクセントに上質感溢れる前後のバンパーをはじめ、夜間の視認性を高めるバイキセノンヘッドライトならびにフォグランプ、15インチアルミホイールなど“ドルチェ”ならではのアイテムにより、洗練された雰囲気を漂わせる。

 そのボディカラーにも、ボサノバホワイト(限定320台)、パソドブレレッド(同130台)、ポンペイグレー(同80台)の3色を設定し、インテリアにはブラックとアイス(薄いグレー)を組み合わせた2トーンのシート(運転席高さ調整機能付)やトリムを採用。

 車両に関する情報を見やすく表示するTFTカラーメータークラスターや、フルオートエアコン、5:5分割可倒式リヤシート、安全な車庫入れをサポートするリアパーキングセンサーなど、快適性や実用性を高める装備を多数備える。

 また、車内の開放感を高め、ドライブを楽しく演出する固定式ガラスルーフも採用されるなど、ワンランク上の内外装や装備を備えつつ、その車両価格はツインエア・ドルチェヴィータに比べて45万円低く設定されるなど、リーズナブルな設定とされた。

 前述のとおり、この『500 1.2ドルチェ』は530台限定導入となり、価格は279万円(消費税込みの)となっている。詳細は公式サイト(https://www.fiat-auto.co.jp/limited/500_dolce/)まで。

車両に関する情報を見やすく表示するTFTカラーメータークラスターや、リヤパーキングセンサーなどを装備
ブラックとアイス(薄いグレー)を組み合わせた2トーンのシート(運転席高さ調整機能付)やトリムを採用する
ボディカラーにも、ボサノバホワイト(限定320台)、パソドブレレッド(同130台)、ポンペイグレー(同80台)の3色を設定する

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