保育士目指す学生と子どもが交流 コロナ禍で3年ぶりに対面で開催 岡山

岡山市の短期大学で、保育士などを目指す学生と就園前の子どもたちが交流を深めました。

(交流の様子)
「始まるよったら始まるよ、始まるよったら始まるよ。3と3でネコのヒゲ、にゃーん」

岡山市の就実短期大学で開かれた「就実やんちゃキッズ」です。13日は岡山市などから事前に予約した親子連れ8組が参加しました。

新型コロナの影響で、2021年と一昨年はYouTubeで手遊びの動画を公開するにとどまりましたが、2022年は3年ぶりに対面での開催となりました。

この催しを企画したのは、就実短期大学の幼児教育学科の1年生25人です。音楽や図工といった、学生のこれまでの学びを生かした内容です。

(在間隆真リポート)
「大量の新聞紙に魚釣り、奥には段ボールでできた家もあります。子どもたちは普段なかなかできない遊びを、楽しんでいます」

お姉さんやお兄さんとの交流に、最初は少し緊張気味だった子どもたちも、大はしゃぎです。

(保護者は―)
「お姉さんたちが遊んでくれるのがうれしいみたいです。なかなかこれだけの新聞できないので、大暴れです」
「(学生が)すごい親切にいろいろ子どもたちに触れ合ってくれるからうれしいです。来てよかったと思います」

(就実短期大学 幼児教育学科/田中陽菜さん[1年])
「授業で習うことはあっても実際に会うのは初めてで、子どもたちに。すごく楽しそうな顔とかを見ると私たちも準備してきてよかったなとうれしくなりました」

「就実やんちゃキッズ」は14日も午前10時に始まります。事前予約にはまだ空きがあるとのことです。詳しくは就実短期大学のホームぺージでご確認ください。

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