1時間でチケット完売 とちぎ国体・高校野球の1回戦

清原球場

 いちご一会とちぎ国体の特別競技として宇都宮清原球場で開催される高校野球硬式の部は、1回戦4試合が行われる10月2日の有料チケットが発売開始の12日にわずか1時間足らずで売り切れた。宇都宮市国体局によると、13日午後5時現在、準決勝2試合が行われる10月3日は販売率72%、決勝戦の5日は同32%という。

 チケットは1日単位で売り出され、新型コロナウイルス感染防止のため1日当たりのチケット数を収容上限の50%に当たる6791枚に制限している。1回戦が行われる10月2日は大人800円の入場料で4試合が観戦できる。この日は日曜に当たるため、人気に拍車がかかったとみられる。

 試合は国体開催年度の夏の甲子園出場校から選抜されたチームと開催県の本県代表の国学院栃木など8チームによるトーナメント形式。チケットは全席指定の前売り。市が委託した外部の専用ウェブサイトとファミリーマートのマルチコピー機で発売されている。

 今夏甲子園優勝の仙台育英(宮城)は同8強の大阪桐蔭と2日の初戦で激突。国学院栃木は同4強の近江(滋賀)と対戦する。

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