救急搬送…公園を散歩する男性、落下した枯れ枝が直撃 足打撲、園路を閉鎖 木を枯れさせる害虫の調査中に

枯れ枝が落下、男性けが…救急搬送

 埼玉県朝霞市は12日、同市岡3丁目の城山公園内の園路を散策していた男性に枯れ枝が落下し、けがを負ったとして、8日から当面の間、同公園内の園路を閉鎖した、と発表した。

 市みどり公園課によると、今月6日夕、同園路を散歩していた男性の左足に枯れ枝が落下した。男性は救急搬送され、医療機関で左足の打撲と診断され、治療後に帰宅している。

 市は今年度、城山公園をはじめ滝の根、水久保、根岸台自然の4公園で、カシノナガキクイムシによるナラの木が枯れる被害の実態調査を実施するとともに、老木などを含めて伐採などの緊急対応に着手している。同課は「調査の中で折れ枝や枯損木がない状態が確認されれば、閉鎖を解除したい」としている。

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