ロンドンの航空・ホテル料金が急騰、女王国葬控え 観光業支援も

[13日 ロイター] - エリザベス英女王の国葬が19日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われるのを前に、市内のホテルや英国便の料金が高騰している。ロンドンの観光業が一時的に景気低迷の影響を免れ、活気を取り戻す可能性がある。

旅行予約サイト「ホッパー」のエコノミスト、ヘイリー・バーグ氏によると、女王の死去発表以来、ロンドンのホテルの1泊平均料金は244ドルから384ドル(約5万5500円)に急騰した。

ロンドンの繁華街メイフェアにある高級ホテルのクラリッジス、ザ・コノート、ザ・ドーチェスター、ザ・バークレーはウェブサイト上で18日夜が予約でいっぱいになった。

ホテル予約情報サイト「ホテルプランナー」によると、五つ星ホテルの料金は12日に1200ポンド(約19万9500円)を突破し、市内ホテルの宿泊予約率が95%に達する中、今後5日間で2倍に跳ね上がる見込み。予約客の6割以上が外国人観光客だという。

一般的なホテルチェーンにも予約が殺到。ロイターが調べたところ、ホテルチェーン「プレミアイン」を傘下に持つ英ウィットブレッドがロンドン中心部で運営する十数軒のホテルは予約で満室となった。

ホッパーのデータでは、米国発ロンドン着の往復便の料金は15日出発が1120ドル、16日が1054ドル、17日が967ドルと、平均料金(710ドル)を上回っている。

ポンド安も海外の観光客を引き付けており、ロンドンのレストランや博物館などにも経済効果が波及する可能性がある。

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