ライアン7回無安打の快投 ツインズ惜しくも継投ノーヒッター逃す

【ロイヤルズ3-6ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは先発のジョー・ライアンが7回106球を投げてロイヤルズ打線を2四球のみの無安打無得点に抑える快投を披露。2番手のジョバニ・モランが9回表に2安打を浴びて継投ノーヒッターこそ逃したものの、6対3でロイヤルズを破り、勝率5割復帰を果たした。快投を見せたライアンは11勝目(8敗)をマーク。ロイヤルズ先発のクリス・ブービッチは5回10安打5失点と打ち込まれ、12敗目(2勝)を喫した。

ツインズは3回裏にカルロス・コレアのタイムリー二塁打とホセ・ミランダのタイムリーで2点を先制。5回裏にはコレアが20号2ラン、ミランダが15号ソロを放ち、リードを5点に広げた。6回裏にジオ・ウルシェラの12号ソロで6点リードとなり、先発のライアンが7回ノーヒッターの快投を見せるなかで楽勝ムードに。9回表にボビー・ウィットJr.のタイムリー二塁打、セバスチャン・リベロのタイムリー内野安打、ビニー・パスカンティーノの犠飛で3点を返されたが、6対3で勝利した。

ライアンは7回106球を投げて被安打0、奪三振9、与四球2、失点0と素晴らしいピッチングを披露。新人投手が7イニング以上を無安打に抑えて登板を終えるのは、前身のセネタース時代も含めて球団史上初めてのことだった。2番手のモランは8回表を三者凡退に抑え、継投ノーヒッター達成に期待がかかったものの、9回表一死から連続四球でピンチを招き、ウィットJr.に初安打を献上。惜しくも快挙達成はならなかった。

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