米・ポートランド市の財団から平和灯籠 広島市に贈られる

アメリカ西海岸にあるポートランド市の財団が、日米の友好促進などを願う「平和灯籠(とうろう)」を広島市に贈りました。

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14日は、広島市の平和大通りで記念の式典が開かれ、日米の関係者が出席しました。贈られた平和灯籠は、ポートランド市の日本庭園にある雪見灯籠のレプリカです。

雪見灯籠は1954年、日米親善を目的に当時の横浜市長がポートランド市に贈ったもので、日本庭園の「ピースランタン」として親しまれています。

今回、贈られたレプリカは、被爆75年の節目に日米の友好促進と恒久平和を願い、制作が企画されました。当初は2020年に寄贈される予定でしたが、新型コロナの流行で延期されていました。

ポートランド日本庭園財団 スティーブ・ブルームCEO
「平和公園にすぐのところで灯籠を寄贈させてもらったことで、本当にうれしく思う」

平和灯籠は16日、長崎市にも寄贈されるということです。

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