とろとろの湯が沸き出る温泉に入り放題!大自然のなかで身も心もすっきりワーケーション体験

新潟駅からゆったり風景を楽しみながら過ごす1時間半の先に

オンラインミーティングなどテレワークも進み、副業が珍しくなくなった今、もはや自分らしく、オンオフを切り替えながら働くことが大切になってきました。そして、オンラインでできてしまうからこそ、リアルからしかうまれない化学反応を大切にしたい、と原点回帰する人も増えてきたように思います。

 

今回は、温泉に入り放題かつ自然の中でワーケーションもできるだけでなく、訪れた人同士の思いがけない出会いをつなぐ場所を提供する新潟県阿賀町にある『NPO法人かわみなと』が手掛ける温泉施設・学生寮・ブックカフェにお邪魔してきました。

 

11:07 新潟駅発 ~ 12:31 津川駅到着

 

 

 

約1時間半、電車に揺られ、車窓からの風景を楽しんでいるうちに、津川駅に到着。

 

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狐の嫁入り伝説のオブジェがお出迎えしてくれます。

 

 

 

まずはおなかごしらえ。津川駅から徒歩10秒のところにある魚泉さんは新鮮なお魚だけでなく、お惣菜も販売するなど、その素材の新鮮さと味は地元で高い人気を誇っています。ピーナツ豆腐は店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうほどの人気だそう!今回は人気のアジフライ、銀鱈の西京焼き、ピーナツ豆腐を購入し、かわみなとに持ち込みます。

 

■魚泉

住所:新潟県東蒲原郡阿賀町角島145−3

電話:0254‐92‐2101(不定休)※事前にご確認ください

 

 

 

※アジフライ 時価(目安:取材時は1枚100円)、銀鱈 500円、ピーナツ豆腐(2切れ1パック) 400円(すべて税込)

 

 

津川駅から『かわみなと』までは徒歩20分。麒麟橋を横目に見ながら、自然豊かな道をハイキング気分でゆっくり歩くのがおすすめです。

 

 

 

『かわみなと』は津川温泉・ワーケーション&ブックカフェ「風舟(かざふね)」・学生寮(高校生)の事業を運営しており、地域内外からお風呂(温泉)に人が集い、語らい、つながり、仕事とまちの未来を考えながら、学生寮の高校生たちと地域と学びのこれからを共につくっていくことを目指す法人です。人が集まり、出会い、それに伴って情報が交わされ、何かが始まる場でありたいという願いが込められています。

 

ブックカフェを併設したワーケーション施設「風舟」と津川温泉は徒歩5秒の距離に位置し、温泉と「風舟」の集中スペース 1日利用プラン1,500円を購入すれば好きなように行き来することができます。

 

※入館料:500円/風舟施設利用料2時間:500円/温泉+「風舟」集中スペース1日利用プラン1,500円(すべて税込)

※電源、Wi-Fi、セルフドリンク有

 

 

まずは温泉へ。都会でひりついた頭を一旦リセットします。

 

津川温泉の湯質はとてもとろとろしていて、それが美肌の秘訣なんだとか。

 

熱すぎず、長い時間浸かることができる湯温で、熱いお湯が苦手な身としては、ゆったりお風呂につかれるので、とても過ごしやすい温泉です。

 

 

湯上りにおすすめのフルーツシロップ入りジュースでリフレッシュ。

 

 

 

今回は体内の酸化防止、むくみ改善などが期待できるすももの実入りジュースをチョイス。

心地よい酸味が気分もリフレッシュさせてくれます。

 

 

その後、風舟に移動し、地元の人がおすすめする本などを探索。

 

 

そうこうしているうちに、仕事の電話連絡~メール対応が発生。

風舟にある「集中スペース」でこだわりのデスクとイスを使ってPCを開きます。

もちろんWi-Fiがあるので、通信環境はまったく問題なし。

 

 

ふと考えあぐねて外の景色を見ると、向こうの山々まで見渡せる雄大な自然が。

 

「人は遠くを見ると脳が活性する」という話を思い出しつつ、通信環境、コピー機など必要なものはすべてある環境に、いま自分が自然の中にいることさえ忘れてしまうほどです。

 

 

 

ひと段落して、共有スペースに戻ると地元のひとたちが。その会話に自然に加わり、思いがけない出会いとはこういうことか、と一人納得してみたり。

 

 

まだもう少し帰りの電車まで時間があるので、もう一度温泉に入ることに。

仕事のことを考えて凝り固まった頭をまたほぐします。

今度はお風呂上がりのシロップジュースにパイナップルをチョイス。

 

温泉内にあるカフェで手作りで作られているので、スタッフの方とシロップづくりのコツを聞きながら、地元の話を伺うこともできます。

 

 

もちろんビールも種類豊富に取り扱われているので、電車旅ならではの醍醐味を楽しむことも。

そうこうしているうちに、電車の時間が近づき、駅まで向かうことに。※駅までの車でのお送りは要相談で可能なことも

 

阿賀町最大の魅力は麒麟橋から見える夕陽。絶景に見送られながら阿賀町を後にしました。

たった1日なのに、オンとオフを切り替えながら過ごすことができた充実の時間となりました。

 

 

 18:14 津川発 ~ 19:40 新潟着

 

滞在時間は5時間半ほどなのに、ワーケーションしつつ、温泉には2回入り、地域の人と話までできて、ひととひととの出会いから感じるぬくもりに、心温まる帰路となりました。

 

 

終わりに

これからは、どこにいても仕事ができるからこそ、どこにいるか、誰と出会うか、そのうえで自分らしく働くこととはなにかを自由に選べる時代なのだと実感しました。

 

都会ならではの時間の進み方やプレッシャーを感じている人にこそおすすめしたい今回の行先。

 

働く世代はもちろん、ファミリーにも農泊や自然体験など子どもの成長に応じた過ごし方もできるようです。

 

今回の旅を通じて、かわみなとは何日間か過ごすからこそ見えてくる、奥深い魅力のある町なのだということがよくわかりました。

 

忙しい日々だからこそ、時には少し立ち止まりつつ、仕事も旅育もできる阿賀町で、大人も子どもも思いがけない出会いを通じた成長を期待したいですね。

 

 

【お問い合わせ先】 090-5534-1127 

【公式HP】 https://kawaminato.net/

【所在地】 新潟県東蒲原郡阿賀町京ノ瀬4851

【営業時間】しごと・まなび場withブックカフェ「風舟」

 土・日・祝 10:00〜19:00 月・木・金 13:00〜18:00/定休日:火・水曜日             

 ※詳しくは公式HPをご参照ください

  https://kazafune.fun/

 

 津川温泉

日帰り入浴:10:00~20:00(入浴受付19:30まで)/定休日:水曜日

※温泉施設への飲食物持ち込み自由

※詳しくは公式HPをご参照ください  https://tsugawaonsen.com/

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