コロナ824人 7人死亡

 沖縄県は14日、10歳未満から100歳以上の824人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新たにクラスター7件が発生し、70代から90歳以上の男女7人が新型コロナウイルスに感染した後、死亡した。

 前週の同じ曜日より867人減少し、入院者数も298人と減少した。病床使用率は本島が47.1%、宮古が10.6%、八重山が18.3%、県全体で41.3%だった。

 年代別の感染者数は、10歳未満が143人と最多。10代が134人、40代が129人、30代が117人となっている。

 亡くなった男女7人は7月23日から8月24日の間に陽性が判明した。クラスター7件はいずれも那覇市の社会福祉施設で7月から8月の間に発生している。スタッフと利用者を合わせて30人が感染したクラスターもある。

 米軍関係者の新規陽性者数は19人だった。

 県感染症総務課の城間敦課長は「感染状況は減少傾向にある。15日の対策本部会議では、対処方針見直しも議題になる」と述べた。(金盛文香)

© 株式会社琉球新報社