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玉野市の深山イギリス庭園で、鮮やかな青と黒のしま模様のナミルリモンハナバチとウスルリモンハナバチが姿を見せ、訪れた人たちの目を楽しませている。
2種類のハチは写真愛好家らの間で、幸せを呼ぶ青いハチ「ブルービー」と呼ばれている。その珍しい姿を捉えようと、カメラを手にした人たちが連日訪れている。
体長は1センチほど。7月下旬から園内の夏花の庭などで蜜を求め、サンジャクバーベナやリンゴアザミなどで羽を休めたり、周囲を飛んでいたりする様子が目撃されている。
倉敷市立自然史博物館(同市中央)によると、どちらも国内では本州や四国、九州に広く分布しているが、ウスルリモンハナバチの方が見つかる確率は低いという。
庭園を管理する市公園緑化協会は「毎日見回る職員でもなかなか出合えない。2種類とも見つけられた人はとても幸運。ぜひ散策してみて」としている。