鉄道開業150年、感謝込め動画 あすからJR東、横浜駅などで放映

横浜駅などで流れる動画のイメージ(JR東日本提供)

 日本の鉄道が10月14日に開業150年を迎えるのに合わせて、JR東日本横浜支社などが、日ごろの感謝の思いを込めたオリジナル動画を制作した。9月16日から10月31日まで、JR横浜駅構内や駅直結の「JR横浜タワー」の大型ビジョンで放映される。

 JR東日本グループ各社でつくる「YOKOHAMA Station City運営協議会」が制作。東急電鉄、相模鉄道、京浜急行電鉄など横浜駅に乗り入れる鉄道事業者や、同駅周辺の商業施設の関係者らも出演している。

 動画は2種類あり、各60秒。BGMに合わせて、「横浜駅は、横浜の街とともに、人とともに」などのメッセージが字幕で表示される。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信。駅周辺では、150年をモチーフにした大型バナーなどの装飾を順次掲示する。

 日本最初の鉄道は、1872(明治5)年10月14日に新橋─横浜間で開業。同支社の担当者は、「150年を足がかりに、駅周辺が一体となって地域を盛り上げていきたい」と話している。

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