23日(秋分の日)以降も残暑続く 全国的に晴天少ない予想 気象庁1か月予報

 

気象庁は15日(木)、向こう1か月(9/17~10/16)の天候の見通しを発表した。暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は北・東・西日本で高く、特に今月末にかけてかなり高くなりそうだ。一方、沖縄・奄美は冷涼な空気の影響を受けやすい時期があるため、平年並みか低い見通し。また、向こう1か月の降水量は、北・西日本と東日本の日本海側で多い見込み。

 1週目(9/17~9/23) 北・東・西日本は気温がかなり高い可能性があるが、沖縄・奄美は平年より気温が低い見込み。全国的に気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。

 2週目(9/24~9/30) 1週目と同様に、全国的に気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。北・東・西日本は、気温がかなり高い可能性がある。

 3~4週目(10/1~10/14) 全国的に平年と同様の天候が見込まれる。沖縄・奄美は、晴れの日が多くなりそうだ。

 北・東日本、近畿、中国、四国は今後2週間程度、暖かい空気が流れ込みやすく気温が高い見込み。特に、22日(木)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。

 このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。東・西日本は、熱中症対策など健康管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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