感染者の自宅療養フォロー体制整備費など275億円の補正予算案を提出 宮城県議会

宮城県議会9月定例会が開会し、新型コロナ感染者の自宅療養へのフォロー体制の整備費などを盛り込んだ一般会計補正予算案275億円余りが提出されました。

本会議の冒頭、菊地恵一議長が夏の甲子園で東北勢で初めての全国制覇を果たした仙台育英硬式野球部の偉業をたたえました。

菊地恵一議長「東北の悲願でありました深紅の大優勝旗の白河の関越えを果たしたことは、私たち宮城県民と東北全体に大きな夢と希望、感動を与えてくれました」

15日の県議会に提出された一般会計補正予算案は総額275億4800万円で、新型コロナ対策としてBA.5対策強化宣言に伴い始めた抗原検査キットの配布と陽性者登録にかかる費用などが盛り込まれています。

また、発生から2カ月となる豪雨による被害について、村井知事は次のように述べました。

村井知事「県民生活の安全確保を最優先に、河川改良事業等を進めてきたところでありますが、その途上で発生した今回の被害に関しては、県政をお預かりする身として、忸怩たる思いであります」

県は、決壊した河川の復旧費を追加提案する方針です。

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