梅雨時に大量発生のコバエは新種 森林総研、防除法開発に期待

新種と判明したコバエの雄(左)と雌(右)。雌の触角が短い(森林総合研究所提供)

 森林総合研究所(茨城県つくば市)は15日、静岡県や岐阜県などで梅雨時に大量発生し、衛生上の問題となっているコバエが新種と分かったと発表した。新種として学名が付くことで国内外の研究成果を共有、検索できるようになり、生態解明や効果的な防除方法の開発が期待できるとしている。

 新種とされたのは「シズオカコヒゲクロバネキノコバエ」との和名で知られるコバエの一種で、体長2ミリ前後。同研究所によると、1997年ごろから毎年のように大量発生し、問題になっている。

 同研究所は静岡、岐阜、福岡の各県でコバエを採集し、メスの触角が短いなどの特徴から新種と確認した。

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