広島市現代美術館 改修工事を報道公開 来年3月リニューアルオープン

来年3月にリニューアルオープンする広島市現代美術館の改修工事の様子が報道陣に公開されました。

世界的建築家黒川紀章さんが設計し、1989年に国内初めての公立現代美術館として開館した広島市現代美術館。

おととしの年末から休館し2年間にわたる改修工事が行われていて、15日にその様子が報道陣に公開されました。

展示室は照明をLED化することで作品の劣化を抑えられるほか、管理するコストや手間を省く効果があります。

タイルや石の張り替えも行われていますが、建物の一部に使われている被爆した石は再利用しました。

エントランスの横にはワークショップや展示などに利用できる多目的スペースと、カフェが設けられます。

また、以前ショップがあった場所には多目的トイレや授乳室、コインロッカーが新設され、サービス機能も強化されるということです。

広島市現代美術館 広報担当 岩本史緒さん「新しい機能も加わりますしより多くの方に気軽に、展覧会を見る以外にも、カフェに立ち寄ってみる、休憩に行ってみるというかたちで寄っていただければと思います」

改修工事は12月末に終了する予定で、リニューアルオープンは来年3月です。

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