映画『ある役者達の風景』小野武彦、篠井英介、高畑裕太、余貴美子、渡辺哲よりコメントが到着!

緊急事態宣言が解除された2020年5月末に、撮影期間わずか半日、制作費0円で制作された同名短編映画の長編版として制作された映画『ある役者達の風景』。9月17日(土)、今週末の公開を前に豪華出演者からコメントが到着した。

小野武彦

芝居小屋「Theater SHINE」の支配人役。

皆様、こんにちは、「ある役者達の風景」に出演しております小野武彦です。数年前、中西良太や大谷君達が短編を創った時、次回は是非!!とこちらから押しかけて実現しました。聞けば私以外にも出演を希望して参加した仲間も多かったとか。コロナ禍の中、何か出来ないものかと思っていた役者達が結集して出来たのがこの作品です。こうして、完成、上映までたどり着ける事が出来ましたが、皆さんに御覧頂いて映画は完結致します。是非、御誘い合わせの上、劇場に足をお運び下さる事、心よりお待ち申し上げます。

篠井英介

大谷の前に現れる謎の男役。「この世に芝居なんかいらない」と、大谷をどんどん追い詰める!

芝居は消えてなくなるものです。こうして仲間達が一堂に映画の中に生きるなんて、素晴らしい!大谷さんに感謝です!

高畑裕太

中西の息子役。役者は必要ないと思っている。母親には逆らえない…?

とある日、突然父から電話がかかってきて「おぉーぅ、父ちゃん今度映画やるんだけどさ、お前出る?」 と言われて出演が決まりました。 撮影当日、僕は果てしなく緊張していました。 現場に着くと、自分の出演シーンが無いにも関わらず父がメイクルームで手を振って出迎えてくれました。

余貴美子

中西の妻役。大谷とは昔からの付き合い。役者という職業に深い理解を示している。

予算0円12分の短編が長編映画に。やはりお金がないらしい。お役は殆どの人が実名。大谷さんから直接、やらないかと電話がある。撮影日数もあまり無い。めちゃくちゃである。演技は個人主義、演劇は助け合いなのだ!と思いつつ、この役者達の何かを創造していく情熱に巻き込まれていく。このコロナ禍で欠けている、仲間を守り責任を取るという気持ちは必要なのだ、と思わせてくれる。役者達の気働きによって、面白い体験をさせてもらった。

渡辺哲

3人の行きつけの居酒屋の大将役。コロナ禍のあおりを受け、店を休もうとしている。

沖監督からお話をいただいた時、1980~90年代の新宿ゴールデン街、新宿二丁目を思い出した。あの頃は大谷亮介さんの隣に座って飲んだくれていたが、今回は飲み屋の親父と客の役。中西良太さんと草野とおるちゃんもいて、撮影中は同窓会をやっているような気分。役者をやっていてよかったと思えるほど楽しい現場でした。監督、ありがとうございました。

メイキング映像解禁

※10月7日(金)23:59までの、期間限定公開になります。

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