バス置き去り死亡事件を受け 香川県教委が公立幼稚園などに安全管理の徹底を要請

静岡県で3歳の女の子が送迎バスに置き去りにされて死亡した事件を受け、香川県教育委員会は、公立幼稚園などに対し安全管理の徹底を要請しました。

事件があったバス

9月5日、静岡県の認定こども園で3歳の女の子が送迎バスに約5時間にわたり置き去りにされて熱射病で死亡しました。

香川県教委の工代祐司教育長は15日の定例会見で、「県内の公立幼稚園と特別支援学校幼稚部合わせて73の施設に対し、安全管理を徹底するよう9月7日に要請した」と述べました。

具体的には、送迎バスの運転手以外に最低1人はバスに乗り園児の人数を確認することや、危機管理のマニュアルを見直すことなど4つの項目です。

私立の幼稚園などに対しては香川県が同様の要請をしています。

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