将棋の藤井聡太五冠が食べるかもしれない「おやつ」が決まりました。静岡県富士宮市は、10月に行われる将棋の竜王戦で対局中に棋士が食べる「おやつ」の候補を決定しました。
テーブルに並んだ個性豊かな7つのお菓子は、10月28日、29日に富士宮市で行われる将棋の竜王戦で出される「おやつ」の候補です。
<富士宮市 須藤秀忠市長>
「おいしいみんな、どれも。富士宮の菓子業界の素晴らしさ、腕の良さに敬意を表する」
<第35期竜王戦 第3局 富士宮対局実行委員会 中村洋会長>
「どれが一番よいとランクは付けられないぐらい、みんな揃ってますね、おいしい味が」
藤井聡太五冠が竜王のタイトル防衛をかけて戦う注目の一戦を盛り上げようと富士宮市は「おやつ」候補を市内の菓子店から募り、38点の応募がありました。市民などによる投票の結果、和菓子3点、洋菓子4点の合わせて7点を選びました。
【和菓子部門】
▼富士の菓子処 藤太郎「富士の湧水黒みつ豆腐」
▼華月×富士宮高校会議所「森林限界を越えて」
▼富士見荘「富士のくに雲海ゼリー」
【洋菓子部門】
▼株式会社お菓子の家 もちのき「どらサンド」
▼モウデルコーヒー「幻の!!『黒いちじく』シュークリーム」
▼マルキーズ洋菓子店「メロンシャンテ」
▼長崎屋洋菓子店「タヌキのケーキ」
9月15日は竜王戦の実行委員会で委員が試食しました。
<候補に選ばれたモウデルコーヒー>
「まさか我々が選ばれると思っていなかったので大変うれしい。棋士の方たちにもぜひ召し上がっていただき、大変な対局になると思うが頑張ってもらえればと思う」
対局中「おやつ」を食べるタイミングは、最大で4回あるということです。