レイズ大勝 メジャー史上初のスタメン9人全員ラテンアメリカ出身

【レイズ11-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

レイズは2回表に4点を先制すると、戦列復帰したシェーン・マクラナハンが5回69球を投げて3安打無失点の好投。7回表に1点、9回表には大量6点を追加し、ワイルドカード争いのライバルであるブルージェイズに11対0で大勝した。マクラナハンは12勝目(5敗)をマーク。ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンは7回6安打5失点で10敗目(12勝)を喫した。

現地時間9月15日、この日は「ロベルト・クレメンテ・デー」だったが、その記念すべき日にレイズがメジャーリーグの歴史に新たな1ページを刻んだ。スタメンに起用された野手9人全員がラテンアメリカ出身だったのだ。1番ヤンディ・ディアスと2番ランディ・アロザレーナはキューバ、3番ワンダー・フランコと5番マニュエル・マーゴと9番ホセ・シリはドミニカ共和国、4番ハロルド・ラミレスはコロンビア、6番デービッド・ペラルタと8番レネ・ピントはベネズエラ、そして7番アイザック・パレイデスはメキシコの出身。スタメン野手9人全員がラテンアメリカ出身というのは史上初のことだった。

その「ラテンアメリカ打線」が機能し、レイズは2回表にピントのタイムリーとディアスの9号3ランで4点を先制。7回表にはパレイデスが19号ソロを放ち、好投手ゴーズマンから5点目を奪った。9回表にはパレイデス、アロザレーナ、フランコがタイムリー、マーゴが満塁走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの6点を追加。ブルージェイズとの4日間5連戦を2勝3敗で終えた。

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