
【ロンドン共同】欧州連合(EU)欧州委員会は15日、スマホや家電などネットに接続する機器をサイバー攻撃から守ることを企業に義務付ける「サイバー・レジリエンス法案」を公表した。ネットにつながる機器は増え、EUは世界に先駆けて対策を急ぐ考えだ。
今後、EU加盟国と欧州議会の承認が必要。欧州メディアによると、企業は違反した場合、最大1500万ユーロ(約21億円)または世界売上高の2.5%を制裁金として科される可能性がある。
ノートパソコンやスマホ、冷蔵庫などあらゆるモノがネットでつながる「IoT」が急速に普及する中、サイバー攻撃に対する脆弱性も指摘されている。