謎につつまれたアーティスト・バンクシーの作品66点が沖縄に 「バンクシー&ストリートアーティスト展」沖縄で初開催 浦添美術館で10月10日まで

 ストリートアートの匿名芸術家バンクシーの作品などを集めた「バンクシー&ストリートアーティスト」展(沖縄テレビ放送主催)が16日、浦添市美術館で始まる。関係者を招いた内覧会が15日に開かれた。

 バンクシーは英国を拠点に、主に型紙を使ったステンシルアートで街中にグラフィティ(絵)を描く芸術家。展示会場には、少女がハート型の赤い風船を飛ばす姿を描き、オークション会場で落札直後に細断されたことで話題になった「風船と少女」などバンクシーの作品66点を展示。他のストリートアーティストの作品を含め、計約100点が並んだ。

 主催者や共催の浦添市教育委員会の担当者らは「バンクシーを沖縄で紹介する初めての展覧会だ」と来場を呼び掛けた。展覧会は10月10日まで。問い合わせは沖縄テレビ放送(電話)098(869)4415。

 (宮城隆尋)

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