塩谷、高根沢の県道 新設2区間、月内開通へ

 県県土整備部は15日までに、新設した2道路を20日と28日にそれぞれ供用開始すると発表した。塩谷町内の県道今市氏家線の延長2キロを20日午後0時、高根沢町内の県道石末真岡線の延長1.4キロを28日午後2時に開通する。

 県道今市氏家線は、計画の一部が河川敷内にあったことなどから、未整備の区間があった。迂回(うかい)路の町道は幅が狭く見通しが悪いため、新設を急いでいた。事業費は約6億円。

 県道石末真岡線は、周辺にある大規模工業団地へのアクセス道路になっていて、廻(めぐ)り谷交差点付近で朝夕の通勤時間帯を中心に慢性的な渋滞が起きていた。事業費は約8億円。28日に開通式を行う。

 県道路整備課は「円滑な通行や渋滞の緩和につなげていきたい」としている。

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