女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)は16日、玉野市の東児が丘マリンヒルズGC(6360ヤード、パー72)で120選手が参加して3日間の日程で開幕した。3年ぶりに観客を入れ、初日は1852人のギャラリーが見守る中、若手の有望株たちが熱戦を繰り広げた。
【写真館】レディースカップ
昨秋のプロテストに合格した新人やレギュラーツアーの優勝経験者、地元のアマチュアらが出場。6アンダー、66で回った19歳のルーキー小林夢果が単独首位に立ち、2打差の2位に賞金ランキング首位の桜井心那、倉敷市出身の小橋絵利子(RSK山陽放送)ら8人がひしめく大混戦となった。
13回目を迎えた大会は、観客の上限を各日3千人とするなど新型コロナウイルスの感染対策を徹底して開催。今季のステップアップツアー第10戦で、2日間の予選ラウンドを行い、上位60位タイまでが18日の決勝ラウンドに進む。賞金総額3千万円(優勝賞金540万円)。上位2選手はレギュラーツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」(11月17~20日・松山市)の出場権を得る。第2日の17日はアウト、インともに午前7時半に第1組がスタートする予定。