ソニー、FX9のファームウェアVer.4.00発表。操作性向上、クラウド接続機能を追加

ソニーは、FX9の最新ファームウェア「Ver.4.00」を発表した。ユーザーからのフィードバックに基づき、操作性の向上とクラウド接続機能を追加した。

Ver.4.00で強化される機能の詳細は以下の通り。

コンテンツのクラウド化

クラウドからカメラへのLUTファイルインポートに対応。作成したLUTファイルをクラウド上で管理し、LUTファイルをカメラにインポートできる。SDカード不要で、C3ポータルからFX9に直接インポート可能。

全ファイルのカメラへのインポート/クラウドへのエクスポートに対応する。カメラからクラウドへ全ファイルのバックアップ、クラウドからカメラへの全ファイルのリストアが可能になる。さまざまなカメラ設定(全ファイル)をクラウド上で管理し、リモートでカメラに適用できる。

また、高解像度ファイルをC3 Portalに自動でアップロードし、バックアップファイルを作成する。

ワークフローの改善

メモリーカードへのLUTデータ保存に対応。撮影時のLUT日付(Cubeデータ)をクリップメタデータとして記録でき、容易に連動管理、CUBEファイル生成が可能になる。ソニーのアプリケーション「Catalyst Browse」「Catalyst Prepare」(バージョンV2022.1)にも対応する。

ユーザーからのフィードバックによる改善

オーディオレベルメーターのインジケーター切り替え(Ch1.2 <-> Ch3.4)を追加。オーディオモニターの選択をアサイン可能なボタンに割り当てることが可能になった。モニター音量はボリューム(モニター音量調整)ボタンによって調整ができる。

スロー&クイックモーション、プロキシ録画(プロキシ録画モードは強制的にOFFにできない)に対応。アサイン可能なボタンのLEDランプ点灯/消灯モード機能が追加され、割り当てた機能がオンのときにランプが点灯し、オフのときは点灯しない仕様となった。

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