奄美料理のレシピや食文化を伝える1冊!「健康・美肌・長寿の島の贈り物 奄美ごはん」の発売が決定

鹿児島県奄美市名瀬柳町に店を構える郷土料理の名店「なつかしゃ家」の店主が教えるレシピ本「健康・美肌・長寿の島の贈り物 奄美ごはん」が10月3日に発売される。

世界自然遺産に登録され、豊かな自然だけでなく、長寿の島として、食文化も注目される奄美大島。その奄美で人気の郷土料理の名店が「なつかしゃ家」だ。同店は、2021年に、伝統の料理法を守り、本物の香りと味付けを誇り、地域社会に活気を与え続けてきたアジアの台所にとって不可欠なレストランに贈られる「エッセンス・オブ・アジア」にも選出された。

その「なつかしゃ家」店主・恵上イサ子氏が、奄美料理のレシピや食文化を伝える本書には、「長命草」「みき」といった健康食品としても注目の食材や、「鶏飯」「焼酎」「黒糖」など、有名な奄美の食材を生かしたレシピのほか、健康や美肌、長寿の秘訣となる食文化もたっぷりと紹介している。奄美の恵みで体の中から健康になれる1冊を、ぜひ手に取っていただきたい。

【恵上イサ子 メッセージ】
「奄美には独特の食文化があります。長寿の島といわれる理由とも思われる、健康によい食材にも恵まれ、この土地で生まれ育った私は古希を迎える年代ですが、風邪などめったにひきません。本書には、日頃から料理に向き合う中で大切にしていることを込めました。レシピだけでなく、食材のこと、特産品や文化のこと、さまざまな紹介もございますので、どれか一つでも興味を持っていただき、奄美を身近に感じていただけますと幸いです」

【プロフィール】

恵上イサ子(えがみ いさこ)
奄美大島の郷土料理の店「なつかしゃ家」店主。中学校の校長を定年退職後、奄美の食文化を後世に伝えるべく、2012年、古民家を改築した「なつかしゃ家」をオープン。今も数多くの教え子たちが恵上先生を慕って訪れる同店は、地元住民、観光客だけでなく、名だたる著名人にも愛される名店に。21年にはアジアの豊かな食文化を伝えるレストランのリスト「エッセンス・オブ・アジア」で、日本からの6店舗にも選出される。一度訪れた人は、イサ子さんに会いに行きたくて再度足を運ぶといわれ、いつでも「おかえり」と迎えてくれる“奄美のあんまぁ(=お母さん)”。

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