プジョー新型BEV「e-308/e-308 SW」発表。ステーションワゴンスタイルの電気自動車って、実は新しいかも

プジョーの電動化戦略「パワー・オブ・チョイス」に、新しいスタイルが加わった。2022年9月15日、欧州ブランドとしては初めて、世界的にも珍しいフル電動エステート「e-308 SW」が登場。ハッチバック版「e-308」と同じメカニズムを搭載し、およそ400kmの航続距離を実現している。

急速充電なら最短25分で80%まで充電可能

プジョー308と308 SWはCセグメントコンパクトカーの新機軸として、2022年4月13日から日本でも受注が始まっている。今回、本国発表された「e-308」「e-308 SW」は、そのフルバッテリー車仕様となる。

e-208やe-2008など、プジョーが展開する100%電動モデルのラインナップと同様に、基本的なスタイルや機能性は内燃機関モデルとほぼ変わらない。最新の販売戦略である「パワー・オブ・チョイス」のロジックどおり、電気自動車を特別扱いすることなく、純粋にユーザーのライフスタイルやニーズに合わせた選択肢のひとつとして、用意している。

搭載されるのは、115kW(156bhp)モーターと容量54kWhの新しい高電圧バッテリー。WLTPモードでの最大航続距離は、248マイル(約400km)に達する。オンボード三相11kW充電器を標準装備しており、ドライバーは100kWまでの急速充電を活用することができる。最短で25分以内にバッテリーに、20〜80%の電力を継ぎ足しできる計算だ。

ハッチバック比200mm超のゆとり。低めの車高も扱いやすい

パワーマネジメントは走行状態に合わせて、3つのドライブモード(エコ、ノーマル、スポーツ)が選択できる。ほかに、「ブレーキ」モードを設定。アクセルペダルのオンオフに対応して、エネルギー回収能力が最適化される。

ほかに先進技術としては、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター(75m)、後退時の危険を警告するリアトラフィックアラートを装備。運転支援機能はもちろん、最新世代となる。

注目したいのはやはり、欧州ブランドとしては初というエステート(ステーションワゴン)モデルだろう。ハッチバックに対して200mm以上も長い全長(ICE)は、そのままカーゴスペースのゆとりにつながっていく。フル電動SUVとはまた違う「使い勝手の良さ」は、日常的に実感できる大きな魅力になるハズだ。

新しいプジョーe-308、e-308 SWは2023年後半から英国を皮切りに販売を開始する。ちなみにプジョーブランドは、2025年までにすべてのエステートに、電動化仕様車をラインナップする計画を明らかにしている。

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