強盗などの罪 バングラデシュ国籍の仙台市の男に懲役17年を求刑

2021年6月、女性の部屋に侵入して性的な暴行を加え現金を奪ったなどの罪に問われているバングラデシュ人の男の裁判員裁判が開かれ、検察側は懲役17年を求刑しました。

仙台市青葉区の無職でバングラデシュ国籍のアミン・モド・アル被告(27)は2021年6月、青葉区のアパートに侵入し住人の20代女性に性的な暴行を加えたうえ、財布から現金約4万5000円を奪ったとして、強盗や強制性交などの罪に問われています。 16日の裁判で検察側は、アミン被告は犯行以前から女性に好意を抱いていて、侵入後も金を奪わずに2時間、女性の帰宅を待っていたことから性的な目的で侵入したと指摘。

「自宅に包丁を持った男が現れる恐怖は計り知れない」などとして、懲役17年を求刑しました。

弁護側は、性的暴行は衝動的な犯行で計画性はないなどとして懲役7年が相当と主張しました。

判決は21日に言い渡されます。

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