横浜M・畠中 2カ月ぶり先発へ「チャンスつかみたい」 本拠地で完全復活アピール

札幌戦に向けて調整する横浜Mの畠中(右)=横浜市内

 J1首位の横浜Mは18日、ホーム日産スタジアムで札幌戦(午後2時)に臨む。今季2度目の4連勝を狙う一戦は、直近6試合で先発していたブラジル人センターバックのエドゥアルドが累積警告で出場停止。リーグ戦約2カ月ぶりの先発に向けて着々と準備を進めるDF畠中槙之輔(27)は「試合に出たらしっかりチャンスをつかもうという気持ちはある」と強い決意をにじませる。

 公式戦未勝利に終わった8月の苦戦ぶりは記憶に新しい。ルヴァン杯準々決勝は広島に連敗して敗退。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦では神戸に2─3で競り負けた。3試合で先発した畠中は「サッカー選手は結果を残してなんぼの世界。本当に悔しかった」と苦々しく振り返る。

 リーグ戦に限れば、7月のC大阪戦を最後に先発から遠ざかる。今季新加入のエドゥアルドの台頭に自らのコンディション不良も重なったが、「しっかりいい準備はできている」と万全を強調。チームは9月に入って3勝1分けと持ち直し、残り6試合で2位川崎を勝ち点5差と突き放す。

 「他クラブを気にすることなく、しっかり集中して毎試合戦えればタイトルを取れる。自分たちのサッカーにフォーカスしたい」と畠中。10連勝中と好相性の本拠地で、完全復活をアピールする。

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