「ワクチン接種を同時に受けたい人も増えてくる」新型コロナ・インフル同時流行への備えはー静岡県の専門家会議

静岡県は9月15日夜、新型コロナ対策の専門家会議を開きました。会議では、現在の評価レベルを引き下げる基準や新型コロナとインフルエンザの同時流行への備えなどについて話し合いました。

評価レベルについては、感染者は減少傾向にあるものの、引き下げられる段階にないため、2022年7月後半から続く「評価レベル3」と「医療ひっ迫警報」は維持されます。

<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>

「10月に入るとオミクロン対応ワクチンとインフルエンザワクチンを同時に受けたいという人も増えてくる」

同時流行への対策では、専門家から新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンが同時接種できることを周知する必要があるなどの意見が上がりました。

また、静岡県はコロナ禍で生まれ、インフルエンザの免疫がない乳幼児について、予防接種費用を支援する予算案を9月議会に提出します。

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