先日、チェルシーの新オーナーとなったトッド・ボーリー氏が「プレミアリーグにオールスターゲームを導入したい」と公言して話題になった。
今回は『Daily Mail』の「もしプレミアリーグで北地区vs南地区のオールスターゲームをやったらこんなチームになる」から、南地区の11名候補を紹介。
GK:ウーゴ・ロリス
クラブ:トッテナム
プレミアリーグの南部で最も実績あるゴールキーパーといえば、ウーゴ・ロリスになるだろう。ラムズデールやメンディもふさわしいが、イングランドにやってきてから342試合に出場した彼こそ選ばれるべきだろう。
CB:チアゴ・シウヴァ
クラブ:チェルシー
センターバックの一角については、30代になってからチェルシーに加入してその実力を見せつけているチアゴ・シウヴァを選出。この13年間世界のトップレベルをひた走ってきたディフェンダーだ。
CB:カリドゥ・クリバリ
クラブ:チェルシー
アーセナルやトッテナムにも優れたセンターバックはいるが、クリバリほど長く世界のサッカーで実績を持つ選手はいない。チアゴ・シウヴァとともにチェルシーのコンビがオールスターに加わった。
右SB:リース・ジェームズ
クラブ:チェルシー
チェルシーから3人目になるが、彼はこのポジションで他のクラブの選手を大きく上回っている存在だ。電撃的なスピードに破壊力ある右足を持ち、この2年ほどでプレミアリーグ最高レベルのサイドバックに成長した。
左SB:オレクサンドル・ジンチェンコ
クラブ:アーセナル
マンチェスター・シティでは様々なポジションをこなし、グアルディオラ監督から信頼を受けたウクライナ代表選手。今季はアーセナルに移籍して新しい挑戦に臨んでいる。
DMF:デクラン・ライス
クラブ:ウェストハム
イングランドでも決して欠かすことができない存在となったスーパーボランチ。守備だけではなく攻撃でも存在感を見せ、ピッチの両端で存在感を示す『次世代のジェラード』といえる。
DMF:エンゴロ・カンテ
クラブ:チェルシー
誰もが愛するエンゴロ・カンテ。アメリカ的オールスターゲームではなかなか選ばれないかもしれないが、その謙虚で控えめな態度、ピッチ内での身を粉にする働き、敵チームのファンすらも彼を好んでいる。
OMF:マルティン・ウーデゴール
クラブ:アーセナル
10番の役割を任せられるのはおそらくアーセナルでようやく世界のトップレベルに挑戦できたウーデゴールだ。レアル・マドリー時代にはキャリアが失速したように見えたが、いまやロンドン最高の司令塔といえる。
右WG:ガブリエウ・ジェズス
クラブ:アーセナル
南地区選抜の前線は非常に流動的になるだろう。右ウイングにはどこでもこなすガブリエウ・ジェズスが入るだろう。マンチェスター・シティからアーセナルに加入し、常にプレーしたらこれだけできるというところを見せつけている。
左WG:ラヒーム・スターリング
クラブ:チェルシー
マンチェスター・シティで長くグアルディオラの愛するウインガーとして活躍し、得点能力に磨きをかけた。そして今年チェルシーへと移籍し大きな話題を集めている。ソン・フンミンとは激しい投票争いがあるだろう。
FW:ハリー・ケイン
クラブ:トッテナム
ここでハリー・ケインを入れない理由はなにもないだろう。イングランド・プレミアリーグでの実績は間違いないもので、この大会最高のストライカーだ。
監督:アントニオ・コンテ
クラブ:トッテナム
【写真】プレミアの「オールスターゲーム」があったら、北地区チームはこの11名
そしてこのチームを任せるのはトッテナムのアントニオ・コンテであろう。南地区のクラブの中で唯一プレミアリーグを制覇した経験を持っている指揮官でもある。