8月に東京で開かれたバドミントン世界選手権で女子シングルス2連覇を達成した山口茜選手（福井・勝山高校出身、再春館製薬所）に9月16日、福井県スポーツ特別賞が贈られた。県庁で贈呈式があり、山口選手は「また福井県の皆さんにいい結果、明るい話題をお届けできるようこれからも頑張っていきたい」と語った。
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贈呈式では、杉本達治知事が賞状などを手渡し「日本勢初の連覇に県民も喜んでおり、心から感謝したい。2年後のパリ五輪でのご活躍を心から祈念します」とあいさつ。山口選手は世界選手権が初の日本開催だったことを踏まえ「応援の力を借りて楽しくプレーできた」と振り返り、「福井県民をはじめ日本の皆さんに見てもらうことができてすごくうれしかった。優勝報告できて大変うれしい」と述べた。
世界選手権決勝では、東京五輪金メダルの陳雨菲（ちんうひ）選手（中国）に2-1で勝ち、2連覇を遂げた。
特別賞は、スポーツで顕著な功績を残し、県民に感動や希望を与えた県勢をたたえるために県が2011年に創設した。山口選手の受賞は3度目。
