ストローマンの好投でカブスが4連勝 鈴木誠也は守備のみ出場

【ロッキーズ1-2カブス】@リグリー・フィールド

カブスは先発のマーカス・ストローマンが7回を投げて被安打3、与四球2、奪三振5、失点1の好投。リリーフ陣もロッキーズ打線の反撃を許さず、2対1で勝利し連勝を4に伸ばした。ストローマンは4勝目(7敗)をマークし、3番手のマニュエル・ロドリゲスは2セーブ目をマーク。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは7回2失点の好投も無念の11敗目(8勝)となった。

3連勝中と勢いに乗るカブスは1回裏、先頭のザック・マッキンストリーが三塁打でチャンスを作ると、イアン・ハップがレフト線へのタイムリーで続きわずか3球で先制点を奪う。その後は両先発による投手戦が繰り広げられたが、5回裏にはマッキンストリーが4号ソロを放ち、カブスが2対0とリードを広げた。追いつきたいロッキーズも直後の6回表にライアン・マクマーンの17号ソロで反撃を見せたが、ストローマンが後続を断つと8回を2番手のガブリエル・ヒューズ、9回をロドリゲスが無失点に抑え、2対1でカブスが逃げ切り4連勝。試合時間わずか2時間10分の高速決着となった

カブスの鈴木誠也は9回表の守備から途中出場し、打席はなし。デービッド・ロス監督によると、現地水曜日のメッツ戦で受けたデッドボールの影響で痛みが長引いているとのことだったが、レントゲン検査では異常はなく、守備のみでも出場できたのは好材料。チームは外野手のラファエル・オルテガが故障者リスト入りし、今季ショートに定着したニコ・ホーナーも試合に出られない状態が続いているなど故障が相次いでおり、9月の月間打率.304と好調な鈴木には早期のスタメン復帰を期待したいところだ。

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