台風14号、神奈川で20日にかけ断続的に大雨

 横浜地方気象台は17日、台風14号に関する新たな気象情報で、神奈川県内は20日にかけて断続的に雨が降るとの見通しを示した。警報級の大雨や高波となる可能性が高く、台風の進路などによっては総雨量が300ミリを超える恐れもあるという。

 気象台によると、18日は1時間に30~40ミリの激しい雨の降る所がある。同日夕までの24時間に予想される雨量は、東部の多い所で120ミリ、西部は180ミリ。その後、19日夕までの24時間では、東部が100~150ミリ、西部で100~200ミリを見込んでいる。20日にかけてさらに雨量がかさむ見通しだ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけている。

 また、海上はしける見込みで、18日夜から20日にかけて東京湾・三浦半島などで警報級の高波が予想される。20日は海上を中心に暴風となる可能性もある。

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