購入時必見!ハピキャンライターの「長年愛用しているギア」を徹底調査

こんにちは!くにぱぐです。キャンプブームはまだまだ盛り上がりを見せている中、キャンプギアも次々と新たに発売されています。しかし、片っ端から買うことはなかなか難しいですよね。そこでハピキャンライターに、どんなギアが長く使われ、どんなギアが逆にすぐに使用を見送られてしまったのか? を調査し、前編・後編に分けてお伝えします。あくまでも個人的な意見ではあるものの、キャンプを長年愛しているライター諸氏の体験談が、購入時の参考になれば幸いです。

ハピキャンライターに長年愛用しているギア、使わなくなったギアのアンケート調査を実施

今回はハピキャンのライターの皆さんにご協力を頂き、「長年愛用しているギア」「買ってはみたが早期に使用を止めてしまったギア」を聞いてみました。

数が多いので今回はまずは「長年愛用しているギア」を紹介していきます。後編として「使わなくなってしまったギア」もあわせてチェックしてみてくださいね。

見ていくと、非常に便利で使い道が多く、毎日でも使用できる、という声のあるギアが目立ちます。また、長年使っているということは、壊れにくい、信頼性が高い、ということの証明でもあると言えます。

キャンプスタイルによる使用頻度の違いはあると思いますが、ピンと来たものがあれば是非購入時の参考になさってください。

ハピキャンライターが推薦!便利なうえに長年使える毎日使える…そんなギアが勢ぞろい!

では早速、ハピキャンライターが自信を持って回答した「長年愛用しているギア」11アイテムを順番にお伝えします。

一見大きいが車内の荷物整理にも使える「DOD グッドラックソファ」

筆者撮影

まずは私のキャンプデビューから5年以上の愛用品ですが、「DOD グッドラックソファ」をあげます。

画像の中央にあるベンチですが、折りたたみができるうえ、クッション部分が取り外し・丸洗い可能なので、画像のように海だろうが公園だろうが、どこでも気楽に持ち出せます。汚れてしまったら洗濯機で洗って干せばOK。

クッションがあるだけに座り心地もなかなかよく、犬と大人でゆったり座れるサイズです。

また、左右にある同じDODの「ユトリチェア」との見た目の相性もよいため、我が家のキャンプはだいたいこの組み合わせでゆったりと座るようにしています。

筆者撮影

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ベンチということで結構大きいのですが、移動時は写真のように車内の棚としても活躍しますので、ほとんど大きさは気にならない点も魅力的です。

焚火台とバーベキューグリルをシームレスに切り替え!「ユニフレーム ファイアグリル」

撮影:みーこパパ

みーこパパさんが2005年頃から愛用されている焚き火台が「ユニフレーム ファイアグリル」です。

こちらはいわゆるド定番の焚き火台で、私も愛用していますが、何しろ頑丈です。壊れる要因はほぼありません。

中に敷く火床はそのうちベコベコになってきますが、それでも特に問題なく使うことができます(みーこパパさんは20年近く愛用されているご様子)。

また、その名の通り、炭火を入れてのバーベキューグリルとして使え、食事が終わったらそのまま薪を入れれば、シームレスに焚き火ができるという利点もあります。

最近ではもっと小型の焚火台に人気が集まっていますが、バーベキューグリル兼用として使えるということで荷物がそこまで増えません。

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高さもかなりあるので、地面へのダメージを気にせず焚火ができる点や、大きさがあるので薪を組み上げる面白さがある点など、定番ならではの魅力がたくさん詰まっている焚き火台ですよ。

日常の買い物事情まで激変する! 「バッテリー内蔵車載冷蔵庫」

うるふのままさんが2018年から愛用されているのが「バッテリー内臓車載冷蔵庫」だそうです。

これはもう同じものが売られていないようですが、現在も各メーカーから様々なものが発売されていますね。

ポイントはバッテリーつきであること。

運転中バッテリーに蓄電がされるため、保冷剤不要で、エンジンを切ってもそのままクーラーボックス感覚で使えるのは非常に便利。

撮影:うるふのまま

バッテリーは温度設定によって保つ時間が変わってきますが、5度ぐらいなら一晩は使えます。このため、キャンプも車中泊もこれ1つでできるというわけです。

しかも車載時は特に気にせずとも冷蔵機能が動き、充電もされます。このため、出先で急に生ものやアイスなどをお土産に欲しくなっても、躊躇なく購入することができるのは大きく、ストレスが激減する点は素晴らしいですね。

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キャンプで大活躍なのは勿論ですが、遠方に遊びに行く時にも要冷蔵でも要冷凍でも躊躇なく買えるようになり、ストレスゼロ!自宅の冷蔵庫が壊れてしまった時にも大活躍でした!

これなら、自宅の冷蔵庫が壊れた時や災害時にも力を発揮してくれますね。

バーナーとしてもストーブとしても信頼度の高い「コールマン スポーツスター」

撮影:かおる

キャンプ歴40年のかおるさんが、なんと1997年から愛用されているバーナーが、「コールマン スポーツスター」です。

老舗ブランド、コールマンの中でも定番のホワイトガソリンバーナーですね。

撮影:かおる

ホワイトガソリン使用でかなり大きさもあることから、昨今では使うキャンパーがだいぶ減ってきていますが、ガス缶使用のバーナーとは異なり、どんなに寒くても確実に着火し、安定した火力を発揮できる点はやはり便利です。

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火力調整ができ、寒くても確実に使用でき、ストーブとしても使えるので愛用しています!

別売りのアタッチメントヒーターを乗せれば、ストーブとしても使用が可能です。大量に酸素を使うので、テントの中で長時間使うことはできませんが、その暖房効果は想像以上です。

すぐれた切れ味で肉をカットするには最高 「オピネル ナイフ」

撮影:川窪チエ

川窪チエさんが2019年頃から愛用しているナイフが「オピネル」です。

比較的お値段が手ごろなナイフとして知られ、携帯性に優れ、デザインも秀逸なことから、持っているキャンパーも数多いアイテムですね。

例えば、この画像のようなオシャレな料理写真を撮影する時の名サポート役ともいえるオピネルナイフ。

実際料理に使うときは、包丁タイプのナイフに比べるとやや使い勝手が悪く感じる部分もあるのですが、利点も多く、特筆すべきはその切れ味です。

特にキャンプで多い、肉をカットする場面では非常に有効です。

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ステーキを切る時の切れ味抜群です!

サブランタンとして抜群の安定性があるガスランタン「プリムス・2245ランタン」

撮影:カノカン⁺

カノカン⁺さんが食事の際にテーブル回りを照らすのに最適、とお奨めするのが「プリムス・2245ランタン」です。

ODタイプのガス缶に直接取り付けるタイプの小型のガスランタンですが、実は発売から数十年経つというロングセラー。

それだけに耐久性も十分で、カノカン⁺さんは2015年頃の購入からノーメンテ、なんとマントルも一度も変えずに使用しているとのことです。

OD缶を使用するガスランタンはLEDランタンが主流の現在ではあまり目立ちませんが、炎を燃やして照らすので、光が温かく柔らかく、夕食時や焚火時の雰囲気を盛り上げてくれる存在です。

ガス缶ごと卓上にも置けますし、ワイヤーサスペンダーで吊るして使用も可能。なかなか使い勝手のよいランタンだと言えますね。

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コンパクトに持ち運べて、気軽に扱えます。キャンプの際は、夕食時にテーブル周りを照らしたり、焚き火の時にサイドテーブルに置いて、手元を照らすなどして使用しています。

ダッチオーブンより軽量でコンパクト! 「コールマン キャンプオーブン」

撮影:のんびり風子

料理が大好きなキャンパー、のんびり風子さんが、1997年から20年以上も使用しているのが「コールマン キャンプオーブン」です。

こちら、コールマンの商品ですが、基本的には日本国内での取り扱いがない並行輸入品になるようです(よく形状の似ているスモークオーブンというのは国内販売されていますね)。

撮影:のんびり風子

折りたたみ式のオーブンですが、畳んでしまえば薄い板のような形状になるため、ダッチオーブンより場所を取らない利便性があります。

炭火やバーナーの上に乗せ、十分に温度を上げていけば、市販のピザを美味しく焼いたり、ローストビーフ、ビア缶チキンなどの肉料理、あるいはグラタンなどでその本領を発揮します。また、のんびり風子さんはパンやケーキもこのオーブンで焼いているとのこと。

オーブン料理は面倒なようですが、こまめに確認さえすれば失敗も少なく、簡単に美味しいごちそうが作れます。

ダッチオーブンは重量もあり、なかなかハードルが高い、と感じる人は、こちらのキャンプオーブンを使用してみてはいかがでしょうか。

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折りたたみができ、肉料理をはじめ簡単なパンやケーキもやけるのが◎です。ダッチオーブンより軽いのも魅力!

焚き火台と同じ形がオシャレで長く使える「スノーピーク コーヒードリッパー」

撮影:舟津カナ

キャンプ歴10年以上、舟津カナさんは、どこへでも持ち運べるコーヒードリッパーとして、「スノーピーク コーヒードリッパー」を永らく愛用されているそうです。

このコーヒードリッパーは形状が有名なスノーピークの焚き火台とまったく同じ形をしており、焚き火台と同様に、コンパクトに畳めるのが特徴です。

コーヒー豆とお湯さえあれば、どこでも美味しいコーヒーが楽しめますから、どこにでも持って行くことができるのは便利ですよね。

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持ち運びが楽で、コンパクトに畳めるのでどこにでも持って行きやすいです!

組み立て簡単で頑丈! 最初のキャンプギアにうってつけな「ユニフレーム 焚き火テーブル」

撮影:サリー

サリーさんからはこれも定番中の定番「ユニフレーム 焚き火テーブル」がご紹介されました。

ソロキャンプのメインテーブル、焚火の際などのサイドテーブルなど、いろいろな場面で活躍できる小型サイズのテーブルで、大きさや高さの「程よい感じ」は、他のものでは代替が効かないあたり、さすがのロングセラー商品です。

組み立ては足を広げて、天板の金具で固定するだけ。

サリーさんも2018年ごろ、多くのキャンパーが使っていたため「そんなに便利なら使ってみるか」と購入し、以降すっかり欠かせないギアになっているとのこと。

これからキャンプをやろうという人は、まずこのテーブルを購入するところからスタートしてみても間違いはないと思います。

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高さも使いやすく、サブテーブルとして使いやすいです。表面がステンレスで熱い鍋ややかんも置けます!

家族で使える大きめサイズの軽量ヤカン! 「エバニュー・チタンティーポット800」

撮影:えいみー

ファミリーキャンプを長くされているえいみーさんからは、元々はご主人がバイクキャンパーであり、その当時の90年代から今にかけて使っているギアがあるそうです。

それが「エバニュー・チタンティーポット800」

撮影:えいみー

軽いヤカンを探していた結果一目ぼれされたとのことで、重量はわずか130gです。これはバイクキャンプにも最適です。

容量が800mlもあり、家族で使えることを考えると驚くべき軽さですが、材質がチタン製であるため、頑丈さも十分です。

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キャンプに限らず、ドライブ、海、登山など、バーナー・カップとセットでこのティーポットは必ず連れて行きます。容量的に家族でも使え、軽くて、中にコンパクトバーナーやカップなどをスタッキングもできて、コロンと可愛い見た目も最高です。

贅沢な寝心地を確実なものにする! 「スノーピーク キャンピングマット」

撮影:森田亜矢子

編集部の森田亜矢子さんが、「4年以上使い続けてまったくヘタらない!」と絶賛するのがスノーピーク キャンピングマットです。

ウレタンフォームを内部に持ち、自動で空気が入る、いわゆるインフレーター式マットですね。

厚みは6.3cmと、現在主流の10cmぐらいある極厚マットに比べると薄いのですが、その寝心地は驚くほど良いようです。

森田さんは「キャンプの睡眠はとても重要」と考え、実際にアウトドアショップで数多くのマットの寝心地を比較してみた結果、これがベストと判断されたそうです。4年もヘタらず使えるのはさすがスノーピークの品質ですね。

厚みのありすぎるマットは空気の出し入れも大変ですが、これならさほど手間がかからないいのも使いやすいと思います。

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小学生の子ども2人+大人2名で3枚のマットを使っていますが、広々しています。このサイズ感も気に入っています。

幅が77㎝と、シングルサイズにしてはたっぷりの大きさで、大人2名+子供2名で3枚あれば足りるという点も魅力的でしょう。

アウトドアな雰囲気に高い実用性があるクロノグラフ「スント ベクター」

撮影:金山ユミ

元々登山も楽しんでいたという金山ユミさんが愛用しているのはクロノグラフ「スント ベクター」です。

この腕時計は、標高、気圧、温度が分かり、しかもデジタルコンパスがついているため、登山家にとっては大変便利な存在です。

その割には価格はリーズナブルで、見た目も主張が過ぎず、毎日使える点がよいとも言えますね。

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登山はあまり行かなくなりましたが、今でも毎日使用しています。気温も測れ、天気予報ではカバーしきれない細かい天気の変化もわかるので、ふとした時に役立っています。

普段からアウトドアを意識したファッションとして、こうした小道具で身を固めるのもさりげないカッコよさだと思います。

ハピキャンライターおすすめのギアをチェックしてキャンプをさらに楽しく過ごそう!

今回はハピキャンライターが「長年愛用しているギア」について、アンケート調査の結果をまとめてみました。

キャンプスタイルと合致する部分があれば、どれもこれもオススメの商品ばかりだと思います。長年使えるギアをぜひ見つけて、キャンプをさらに快適に、ギアの良さを感じながら過ごしてみてください。

後編では、「使わなくなってしまったギア」を紹介していきますね。

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