プホルスが通算698号の同点弾 カージナルスは逆転勝利

【レッズ5-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは6回裏にアルバート・プホルスの通算698号となる今季19号の2ランで同点に追いつくと、再びリードを許して迎えた7回裏に連続タイムリーで逆転。そのまま逃げ切り6対5でレッズとの4連戦2戦目を勝利し、1勝1敗のタイに戻した。カージナルス4番手のクリス・ストラットンが9勝目(4敗)をマークし、6番手のライアン・ヘルスリーが18セーブ目を記録。レッズ6番手のイアン・ギボートが2敗目(1勝)を喫している。

カージナルスは1対4とリードを許して迎えた6回裏、先頭のポール・ゴールドシュミットが二塁打で出塁し、ノーラン・アレナードのタイムリーで1点を返すと、一死後にプホルスの19号2ランで試合を振り出しに戻す。レッズも7回表にカイル・ファーマーの12号ソロで再び勝ち越したが、カージナルスが直後の7回裏にゴールドシュミットとアレナードの連続タイムリー二塁打で6対5と逆転に成功。8回表を5番手のジオバニー・ガイエゴスが0に抑えると、9回表はクローザーのヘルスリーが3者連続3球三振の「イマキュレート・イニング」で試合を締めた。

プホルスはこれで史上4人目の通算700号まで17試合で残り2本と射程圏内。特に695号以降のホームランは決勝弾、同点弾、逆転弾、同点弾で全て殊勲打とチームに大きな貢献を見せながらの記録挑戦となっている。カージナルスは試合終了時点で2位のブリュワーズに8ゲーム差の地区首位。プホルスの700号到達と地区優勝というチームにとって歴史的な瞬間は目前まで迫っている。

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