【DeNA】宮崎が千安打達成 同時に通算400打点 打球は一度、グラブに収まるも…

1回横浜DeNA1死二、三塁。宮崎が適時打を放ち2点目を挙げ、1千本安打を達成=横浜(花輪 久写す)

 横浜DeNAの宮崎敏郎内野手(33)が17日、横浜スタジアムで行われた広島25回戦の一回に右前打を放ち、プロ野球史上315人目の通算千安打を達成した。プロ10年目、通算945試合目での到達で、球団史上6番目の速いペースで大台に乗せた。 

 記念の一打は1点を先制し、なお1死二、三塁の好機でマーク。右翼手のグラブに1度は収まったがこぼれて適時打にもなり、通算400打点も同時に達成した。宮崎は一塁上で記念のボードと花束を笑顔で受け取り、「何とか食らいついていくことができた。ヒットになって良かった」とコメントした。

 佐賀県出身の宮崎は佐賀・厳木高から日本文理大、セガサミーを経て、2013年にドラフト6位で入団。同年6月2日の日本ハム3回戦(旭川)で武田勝から初安打をマークした。

 振りの鋭さと広角に打ち分ける技術に優れ、16年に定位置をつかむと、17年には打率3割2分3厘で初タイトルとなる首位打者を獲得。昨オフには6年総額12億円プラス出来高払いで契約した。

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