田村淳、国葬で国内がまとまらない様子を諸外国に見せることは「国としてどうなのか」

17日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、安倍晋三元首相の国葬で揉めている様子を見て外国の参列者は疑問に思うのではと語った。

番組では、「今週の気になるニュース」で、27日に行われる予定の安倍元首相の国葬に関する話題を扱った。

国葬を巡っては、根拠になる法令がないことや16.6億円の税金が使われること、弔意の強要などの理由で批判する野党議員や一般人からの反対意見も多い。

淳は「(国葬への)持って行き方すら間違っていなければ、出席・欠席の揉めごとはなかった訳ですからね」と話し、「何をもって国葬なのか定義しなかったことと、きちんとした区別をしなかったからこういうところまで派生していったってことですよね」と国葬を巡って分断を煽るような形になってしまったのは、明確な根拠付けがなかったからだとした。

さらに、淳は国葬に出席予定の諸外国の参列者に注目し「海外から来られる方はね、日本国内でどういうことが起きてるかって、わからないまま国葬に出席するから、なんかねぇ…」とコメント。「その~、国葬って国をあげてみたいなイメージですけど、日本の国葬出席したけどなんかあんまりねえ(笑)。その~、みんながみんな死に対してこう…、弔意を示すみたいな感じじゃなかったってなるのも、日本の国としてどうなのかって思いますけどね」と国葬反対の人々を説得しきれなかったため、変に映ってしまうのではと語った。

また、砂山圭大郎アナウンサーが当日国葬反対派のデモなども予想されるだろうと話すと、淳は「たぶん(外国の参列者の)耳に入れないようにするんだろうね」と話したのだった。

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