演じた役が自分の〝夢〟につながった浅利陽介

俳優の浅利陽介が、Bリーグ(=ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)の千葉ジェッツと「1日限定プロ選手契約」を結んだことが16日、同チームの公式サイトで発表された。

公式サイトでは、《このたび、千葉ジェッツではチームの強化を目的として俳優の浅利陽介氏と1日限定プロ選手契約をする事になりました》と報告。

10月16日に千葉県の船橋アリーナで行われるサンロッカーズ渋谷戦にて浅利が、《オープニングセレモニー、ハーフタイム、試合後セレモニー等に出演し、アリーナを盛り上げていただきます》と伝えている。

浅利の背番号は55で、ポジションはポイントガードと紹介。バスケ歴は長く、バスケ好きを公言している浅利は、《スキルとしてはまだまだですが、バスケを愛する気持ちはプロレベルと判断していただき大変光栄に思います》と感激のコメントを寄せている。

「浅利は今月最終回を迎えたTBS系ドラマ『オールドルーキー』でプロバスケ選手の役を演じ、かなりのスキルの持ち主であることを伺わせていた、それを見たチームの関係者がオファーを決断したのでは。バスケのプロはバスケ好きの浅利にとっては〝夢〟のはずで、仕事が〝夢〟につながったようだ」(芸能記者)

東京生まれの浅利は子役として4歳でCMでデビューし、2001年のTBS系ドラマ「キッズ・ウォー3」で不良少年役で出演し注目を浴びた。

その後、2004年のNHKの大河ドラマ「新選組!」、08年のTBS系ドラマ「ROOKIES』」など、話題作に立て続けに出演。2008年からスタートしたフジテレビ系のドラマシリーズ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」にメインキャストの1人として出演。同作は映画化され大ヒットした。

プライベートでは2015年12月に大学時代の同級生の一般人女性と結婚したことを報告。20年8月に第1子の女児が誕生したが、10月16日には家族にバスケのコートでの雄姿を見せることができそうだ。

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