【バレーボール】ミスもうまく修正し、ストレート勝利を飾る!/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 第3戦vs平成国際大

2022FISUビーチバレーボール世界大学選手権に出場していた安達龍一(環4・洲本)もチームに合流し、攻撃面においても守備面においても更に強化された慶大。第1セットはタッチネットなどのミスも見られ、思うように攻められずデュースにもつれ込むもなんとかものにする。第2セット以降は徐々にミスも少なくなり、第3セットでは慶大らしいバレーボールを展開し、大差でセットを奪い、ストレート勝利を飾った。

2022年9月17日(土)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦

第3戦 慶大×平成国際大

得点
慶大	セット	平成国際大
31	1	29
25	2	23
25	3	15
出場選手(サーブ順)
ポジション	背番号	名前(学部学年・出身校)
OH	6	島田航希(経3・慶應)
MB	9	降小雨(商4・慶應)
S	1	高倉真古都(商4・慶應)
OH	18	安達龍一(環4・洲本)
MB	8	芳賀祐介(環2・札幌北)
OP	2	松本喜輝(環3・九州産業)
L	12	内田克弥(環2・松江工業)
途中出場
OH	3	渡邊大昭(商2・慶應)
MB	27	下田悠生(経4・慶應湘南藤沢)
S	21	細野一真(経2・慶應)
OH	11	入来晃徳(環1・佐世保南)

ブロックの上からスパイクを叩き込む安達

第1セットは30点台までもつれこむ大接戦となった。このセット、慶大は多彩な攻撃陣を使って得点を重ねていく。安達龍一(環4・洲本)は高身長を生かした強烈なスパイクで相手を圧倒。また、芳賀祐介(環2・札幌北)や松本喜輝(環3・九州産業)もこれまでの試合と同様にスパイクを確実に決めていく。ただ、相手もこれらの攻撃に食らいつく。サーブで攻めることが出来ず、そこから攻撃につなげられてしまう場面が多く、慶大はなかなか点差を広げることができない。降小雨(商4・慶應)のブロックが決まり、20―16とこのまま逃げ切るかと思われたものの、慶大にミスも出るなどまたしても追いつかれてしまう。両者譲らずサイドアウトの応酬が続き、慶大は何度もセットポイントを握られるも、最後はセッター高倉真古都(商4・慶應)の正確なトスを起点に松本・安達がスパイクを着実に決め、31―29で何とかこのセットを勝ち取った。

ベンチの選手もチーム一丸で戦う

第2セット序盤はサイドアウトを取り合う展開が続く。芳賀がAクイックを決め10-11、するとすぐさま相手もクイックで得点し10-12とお互いのプライドがぶつかり合う。続くプレーでは長いラリーとなったが、慶大はブロックフォローに入れずボールを落とし、選手たちは立ち尽くしてしまう。10-13となり、消毒のタイムアウト。このタイムアウトを利用し切り替えたい場面、松本のスパイクで先の嫌な流れを断ち切り、降がクイックを決め12-14。ここで渡邊大昭(商2・慶應)がコートに入り、強烈なサーブを繰り出すと、最後も渡邊のスパイクで相手ブロックに吸い込ませるかたちで得点し、ベンチの選手たちも一体となって盛り上がる。そして、降がブロックポイントをあげたことで14-14と追いつくと、平成国際大はタイムアウトを要求。こちらに傾いた流れを渡さなかった慶大は、続くプレーでもブロックでプレッシャーを与え、相手スパイカーのミスを誘い、15-14とついに逆転する。中盤は一進一退の攻防が続き、高倉・降・安達の三枚ブロックで得点し、17-16と四年生が意地を見せた。23-23と緊張した場面、きっちり揃えた三枚ブロックで相手のミスを誘いセットポイントを奪うと、最後は島田航希(経3・慶應)のスパイクが決まり25-23で第2セットをものにした。

力強いスパイクで得点を重ねる松本

第1・第2セットを連取で迎えた第3セット、慶大は本領を発揮する。引き続き強烈なスパイクを決めていく中、ネット際でボールを押しこみ相手を詰まらせたり、ブロックの上を通して相手コートに落としたりするなど、気持ちの余裕からか多様な攻撃を仕掛けていくようになる。また、相手レシーブの浮いた球をネット際で打ちこむなど、相手のミスも見逃さず得点につなげていく。「3セット目みたいな展開が3セット続くのが理想」と高倉が語るように、このセットは慶大本来のプレースタイルで相手を圧倒し、そのまま点差を広げて25―15で試合を終えた。

(記事・写真:五関優太、田中瑠莉佳)

以下、コメント

星谷健太朗監督

――今日の試合を振り返って

今日も試合をできたことがありがたいなと思いますし、学生たちもしっかりやり切れたことは素晴らしいと思います。

――第1セットは31-29でした。全体を通して試合展開をどう振り返りますか

細かいところでミスをしなくなっていったのが、結果として3セット目は余裕をもって点数を取れたことにつながるのかなと思います。どうしても力んでミスをしてしまうことはあって、タッチネット5本取られることは状況としては10点違うわけなので、序盤の戦い方に関してはそこが大きく影響しているところだとは思います。一方でそんな中でも、(セットカウント)3-0で勝ち切れたことについては、最後取りこぼしてはいけないボールに対してしっかり対応できていたので、そこは評価すべきところかなと思います。

――明日に向けて

どんな相手であってもやるべきことは変わりませんし、自分たちが目の前のプレーをどれだけ集中して取り組めるかということなので、まずはバレーボールができることに感謝をして素晴らしい試合ができたらなと思います。

高倉真古都主将(商4・慶應)

――今日の試合を振り返って

1・2セット目は自分たちのペースに持っていけず、苦しい展開になってしまったのは反省すべき点かなと思っています。

――苦しい場面を切り抜け、第1セットを取り切れた要因は

要因はあんまり無くて、そこまで考えてないですね、逆に。多分見ている人は何か変えたのかな・何かがあって耐えられたのかな、と評価すると思うんですけど、別に中でやっている人間はそうではなくて、全然取られてもおかしくないゲームが2セット続いたかなというのがやっている人の感想です。

――第3セット、相手との点差を広げられた要因は

多分今日すごい走り回っていたと思うんですけど、2点取った時に思いっきり走ろう、とチームで先週決まり事を作って、相手のミスだったりというところで、そういったことはちゃんと決め事としてやっていました。それがもう本当に気持ちからというんですかね、散々技術の練習はしているんですけど、そういうのを試合の時は雰囲気も大事なので、かつ相手はそういうのをやられたら少し嫌じゃないですか。連続得点の時に皆でワーと走り回って喜んだのが、多分はまったのかなと思っています。

――どのような試合展開を予想していましたか

こんなに競ると思ってなかったというのが正直なところで、そこは反省すべき点です。ちょっと相手に失礼かもしれないですが、3セット目みたいな展開が3セット続くのが理想かなと思っていました。

――次戦の対戦相手、大東文化大の強みは何だと考えますか

今日の1試合目に大東文化大学さんが試合をしていて見ていたんですけど、1部みたいなバレーをしてくるなという印象です。高いブロックとオーソドックスな攻撃、そしてフォローにしっかりと入ってくるというところは、春1部でやっていた時となんとなく似ている感覚なのかなと思っています。そういう意味では大東文化大学さんとの対戦は大一番で、この認識はチーム全員持っていると思います。

――明日に向けて

向こうは勢いに乗っているチーム、勝敗的にもプレースタイル的にも勢いのあるチームなので、そこは絶対負けないように頑張りたいと思います。

安達龍一選手(環4・洲本)

――今日の試合を振り返って

序盤とか特になんですけど、パスが返っていないということで、そこで少し守りに入ってしまったかなと思います。自分たちは攻撃が武器なので、パスが悪くてもどんどん呼ぶ姿勢を見せられるのが大事だと思いました。そういう攻撃の姿勢をどんどん出していきたいなと思います。

――久しぶりのリーグ戦はいかがでしたか

最初の方、個人的に狙われてパスが割れたという部分では反省点なんですけど、その分サーブや攻撃の部分で貢献できたかなとは思うので、今日悪かったところは修正しつつ、明日はもっと活躍できたらいいなと思います。

――ビーチバレーでの経験で何か活きた部分は

これまで高さを出して上から打つシチュエーションが多かったんですけど、世界のビーチバレーのレベルだと自分よりもはるかに高いブロックはざらで、その高さという一つの武器だけだとダメだと思いました。なので、ブロックの空いているところを抜いたり、コースを狙ったりというのを自分の武器にしていこうと思えたというのがあります。今日も本数は少なかったんですけど、ストレートに決めることができたりとか、ブロックを見て打つというのを増やしていこうと思います。クロスへのスパイクを主軸としながら、ストレートやインナーにも打てるようにしていきたいです。

――明日に向けて

今日と違って身長があってブロックも高いので、今日のような守りに入ったバレーだとシャットされたりして雰囲気も悪くなると思うので、サーブで攻めたり、積極的にトスを呼んだりして攻撃的なバレーを展開できたらいいなと思います。

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