ブリュワーズがヤンキースに2連勝 ジャッジは3打数1安打1四球

【ヤンキース1-4ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

逆転でのワイルドカード獲得を目指すブリュワーズは、3回裏にウィリー・アダメスの30号3ランで先制すると、先発のブランドン・ウッドラフが8回101球を投げて被安打5、奪三振10、与四球1、失点1の好投を披露。4対1で勝利し、明日の最終戦を残してヤンキース3連戦の勝ち越しを決めた。ウッドラフが11勝目(4敗)、2番手のデビン・ウィリアムスが13セーブ目をマーク。ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンに5敗目(13勝)が記録された。

ブリュワーズは3回裏に一死1・2塁のチャンスを作り、アダメスの30号3ランで先制。4回表にジョシュ・ドナルドソンの15号ソロで1点を返されたが、5回裏にクリスチャン・イェリッチのタイムリー二塁打で再びリードを3点に広げた。ウッドラフは毎回のように走者を出したものの、要所を締めて8回1失点の好投。3点リードの9回表はクローザーのウィリアムスが三者凡退に抑え、4対1で勝利した。

ヤンキースのアーロン・ジャッジは空振り三振、レフトへの二塁打、ライトフライ、四球で3打数1安打1四球。期待された本塁打は生まれなかったものの、打率を.312に上げた。アメリカン・リーグの首位打者争いは、トップのルイス・アライズ(ツインズ)が.316、2位のザンダー・ボガーツ(レッドソックス)が.315、そしてジャッジが3位という状況。トップとの差は4厘となっており、三冠王の可能性も十分に残されている。

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