「きれいだけど…少し不気味」渡名喜島の空、青色とオレンジ色の真っ二つに 気象現象「反薄明光線」

 【渡名喜】台風11号が接近していた8月31日の午後7時ごろ、渡名喜では不思議な空が現れた。

 空を真っ二つにしたような青色とオレンジ色の空。これは太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、太陽と正反対の方向に光線の柱が放射状に収束して見える「反薄明光線」と呼ばれる現象だ。

 空を見ていた島民は「似たような空は見たことあるが、ここまではっきり分かれている空は初めて見た。きれいだけど少し不気味な感じがする。台風の被害がなければいいが」と少し心配そうな顔をしていた。

(清水久乃通信員)

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