波瑠が間宮祥太朗と「魔法のリノベ」クランクアップ。「こんなに自由にやったことはないなと思いました」

フジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)は9月19日放送・第10話で最終回。このたび、クランクアップを迎えた主演の波瑠、バディを組んだ間宮祥太朗からコメントが到着した。

ドラマは、大手リフォーム会社「グローバルステラDホーム社」で営業成績抜群のエースの立場にありながら、訳あって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、福山家の長男で営業成績0点の福山玄之介(間宮祥太朗)がバディを組み、住宅リノベーション提案という“魔法”で、依頼人すら気付いていない悩みや問題をスカッと解決していく、人生リノベーションお仕事ドラマだ。

最終シーンを撮り終え、スタッフから「以上のカットを持ちまして、波瑠さん、間宮さんオールアップです!」の声がかかると、現場からは歓声と大きな拍手が起き、監督から花束が渡された。出演者、スタッフ全員が、約3カ月間、現場を引っ張ってきた2人をねぎらった。

波瑠は「皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました! いやー、すごく楽しかったです…」と感慨深げな表情を見せ、そっと目頭を押さえるも、すぐさま「なんちゃって」とちゃめっけたっぷりに笑顔を見せると、監督からは「泣いてないんかーい!」とツッコミが入り、一同爆笑で周囲に笑顔があふれた。

続けて、「私自身、小梅を演じながらものすごく元気をもらっていました。演じていて、自分なのか小梅なのか分からないことも。アドリブを言ったり、思いっきりふざけたり…こんなに自由にやったことはないなと思いました」と振り返り、「本当にめちゃめちゃ楽しかったです! ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

そして、間宮は「最終日の最終日まで、天候に恵まれず…(笑)。でも! なんとかぎりぎり耐えるという、瑠東(東一郎)組らしい終わり方で、すごくよかったなと思いました!」とホッとした様子を見せ、「波瑠さんと皆さんのおかげで、すごくリラックスした状態で、毎日楽しく撮影させていただきました。本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。

最終回では、「私、まるふく辞めます」と小梅の突然の辞職宣言に、玄之介は大きなショックを受ける。一方で、小梅の言葉が本心ではなく、自分たちに何か隠していることに気付くが、決意を固めた小梅に、そんな玄之介の気持ちは届かない。

同じ頃、「グローバルステラDホーム」から立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、ついに店と土地の売却を考え始める。蔵之介への恨みと野心を胸に、20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川拓(原田泰造)は、ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑むが、その隣にはなぜか小梅の姿が。小梅のあまりに不可解な行動に、急きょ集まった久保寺彰(金子大地)、福山竜之介(吉野北人)、春川ミコト(SUMIRE)の3人は、小笠原京子(YOU)からある情報を得て、小梅の真意を知るための鍵となる人物に接触をはかる。

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