リクルート、東京大学メタバース工学部への支援を開始

リクルートは、2022年9月に開講される東京大学メタバース工学部のプラチナ法人会員、運営委員会の2022年度幹事企業になった。ウェブサイトの構築や制作ディレクション、運営サポートなどを進める。

リクルートによると、東京大学メタバース工学部のウェブサイト構築はリクルートアドバンスドテクノロジーラボの竹迫良範所長が担当し、中高生や工学部生を対象に工学キャリアに関する情報を発信する。女性工学キャリアの情報も積極的に発信し、ダイバーシティの推進に貢献したい考え。

さらに、テックアンバサダーとしてボランティアでメタバース工学部の活動に参画する東京大学の学生たちを支援するため、情報発信のコミュニケーションデザインを学ぶワークショップを8月に開催したほか、第2弾を9月20日に開く予定。

東京大学メタバース工学部はインターネット上の仮想空間であるメタバースを活用し、中高生や社会人向けの講座を開く。不足するデジタル人材の育成や工学や情報学を志す女子中高生を増やすのが狙いで、10万人以上の受講者獲得を目指している。

リクルートの柏村美生執行役員は「多様な個に学びの機会を提供し、好奇心を生かす土壌を整えることが社会の進化・発展につながる。工学分野のダイバーシティとインクルージョンに取り組みたい」とのコメントを発表した。

参考:

【リクルート】リクルート、東京大学メタバース工学部への支援開始 ~人材・学び領域×ITノウハウを活かしたコミュニケーション支援を通じ、工学分野のダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンに貢献~

© 大学ジャーナルオンライン