大谷7回3安打無失点&先制打で13勝目 規定投球回到達まであと14

【マリナーズ1-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは中6日で先発した大谷翔平が初回に先制のタイムリー二塁打を放ち、7回107球を投げて被安打3、奪三振8、与四球1、無失点の好投を披露。リリーフ陣が1点を返されたものの、2対1でマリナーズを破った。大谷は1918年のベーブ・ルースに並ぶ13勝目(8敗、防御率2.43)をマーク。3番手のアーロン・ループが今季初セーブを挙げ、マリナーズ先発のジョージ・カービーは4敗目(7勝)を喫した。

エンゼルスは1回裏に大谷のタイムリー二塁打で先制。左翼フェンスの最上部に当たり、あと少しでスタンドインという強烈な打球だった。4回裏は大谷の四球から無死2・3塁とチャンスを広げ、一死後にマット・ダフィーのショートゴロの間に1点を追加。大谷は自身初の規定投球回到達に向けて107球で7イニングを投げ抜いた。8回表に2番手のハイメ・バリアがテイラー・トラメルに4号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られたが、9回表は3番手のループが三者凡退。2対1で逃げ切った。

大谷はこれで「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成した1918年のルースに並ぶ13勝目をマーク。ルースは11本塁打で本塁打王となったが、大谷は34本塁打でリーグ4位につけている。また、7イニングを加えて今季の投球回数が148イニングとなり、自身初の規定投球回到達に向けて前進。また、8奪三振を加えて今季196奪三振となり、自身初のシーズン200奪三振も目前に迫っている。

打者・大谷は「3番・DH」でスタメン出場。タイムリー二塁打、四球、ショートゴロの2打数1安打1打点1四球で今季の打率は.266、OPSは.892となっている。

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