「競争の番人」坂口健太郎&杏らのクランクアップのコメントが到着

フジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00)は9月19日放送・第11話で最終回を迎える。すでにすべての撮影が終わっている本作。このたび、主演の坂口健太郎、杏、共演の小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎のクランクアップの模様が解禁された。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出している。

ダイロクのキャップ・風見慎一を演じた大倉は「十数年ぶりに月9ドラマのレギュラーの機会をいただき、ありがとうございました。本当に楽しんでやらせていただきました。また、ここに戻って来られるように、精進してまいりたいと思います!」とコメント。

続いて、主査・桃園千代子に扮(ふん)した小池は「“公取”というなかなか日の目を見ないお仕事が、このドラマで世の中に伝わって、実際に働いている方々にも喜んでもらえたらうれしいなと思います」と話し、初回放送前に撮影を終えていたため、「私はオンエア前にすべてを撮りきるドラマというのが初めてなので、どんな感じのドラマになるのか、一視聴者としてすごく楽しみです! 本当にお世話になりました!」と期待を寄せた。

また、コロナの影響もあり、当初予定していた撮影スケジュールを延長して撮影が行われたことを踏まえて、杏は「途中“大丈夫かな? 終わるのかな?”とみんなで話したり、こんな日が来るなんて想像できなかったんですけど、本当に終わるんだなという気持ちです。それはみんなの頑張りの結晶でしかないなと思います。まだこれから編集作業だったり、全員が最後駆け抜けるまでは、やらなければならないことがたくさんあるかと思いますが、ひとまず私の白熊はここで一区切りということで、本当にお世話になりました!」と安堵の表情を見せつつ、喜びをかみ締めた。

次にクランクアップを迎えたのは、審査官・六角洸介役の加藤。加藤は「大変お世話になりました。ダイロクのメンバーと共に楽しみながら撮影に挑むことができました。僕自身初めてここまで“大人”の役を演じて、大人のキャストの方と、同じ大人の役として現場にいることで初めての経験が多い現場だったので、とても貴重な経験になりました。またどこかの現場でお会いできるように精進いたしますので、その時はぜひよろしくお願いいたします。本当にお世話になりました!」と感謝の言葉を述べた。

そして、最後に撮影を終えたのが、小勝負役を務め上げた坂口。この日の撮影をもって、全体のオールアップにもなった撮影現場で、スタッフから「小勝負勉役・坂口健太郎さんオールアップです!」と声が上がると、現場から大きな拍手が起きた。

坂口は「お疲れさまでした! いやー、長かった! 1話ではすごく寒いのに川に入れとムチャぶりを受け、最終話では暑い中で涼しい顔をして頑張りました!(笑)。無事に完走できたことをとてもうれしく思います。皆さん次の作品から僕がいないと心にぽっかり穴が空いちゃうと思いますけど、そこだけ歯を食いしばって(笑)。また次の作品でお会いしましょう! お疲れさまでした!」と愛にあふれたメッセージで締めくくった。

最終回は、小勝負と国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)の対決に決着がついた一方で、小勝負が無理な調査をした責任を取らされ、公正取引委員会・四国支所に異動に。そんな小勝負が四国支所への配属前に立ち寄った四国の田舎町にあるスーパー「エースマート」で、立てこもり事件の人質になってしまう。

小勝負をなんとか救おうとする東京のダイロクメンバーとの最後のチームプレーは必見だ。

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