英人気ミュージシャン 自分の名前が大嫌いと告白 子どもには絶対につけない

テイク・ザットのゲイリー・バーロウ(51)は自分の名前が大嫌いだという。ゲイリーが生まれた1971年に同じ名前を名付けられた人は4人おり、ゲイリーはその中の最初だったそうだが、自分の名前が嫌いなものの変更するにはもう遅すぎると考えているようだ。

バーロウは自伝『ア・ディファレント・ステージ』の中で「1971年生まれのゲイリー・バーロウは4人いて、俺が最初だったことをお伝え出来てほっとしてるよ。自分の名前が大嫌いだけど、もう変更するには遅すぎるよね」「(古い)名前がまたトレンドになったりすることもあるけど、ゲイリーは絶対にない。またトレンドにならないように祈ろう。子供たちは(同じ名前を付けられることから)守られるべきだ」と冗談交じりに語っている。

テイク・ザットとしてブリット・アワードを8回受賞し4500万枚を超えるレコードを売り上げ、またソロアーティストとしても更に500万枚の売り上げを達成したゲイリーは、自分の名前でもこれだけ売れたことは、音楽界が許容範囲の広い業界であることの証だとしている。「音楽は様々な考え方の人がいる教会みたいなものだよ。ゲイリーという名前の人間にも十分な居場所があるとてつもなく大きな世界だということを表しているだろ」と語っている。

現在は、創立メンバーであるロビー・ウィリアムスとジェイソン・オレンジを除いた、マーク・オーエンとハワード・ドナルドとゲイリーの3人で結成されているテイク・ザットだが、今年はそれぞれソロ活動に専念しているものの、来年はニューアルバムを引っ提げて復活し、ツアーを行うとして、「沢山のテイク・ザットを近い将来観ることが出来るよ。あなたの質問に的確に答えるなら、答えはイエス。来年にはみんな一緒にできるようになる。全く新しい音楽をお届けするよ」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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